定期的にやってあげよう!自宅で簡単にできる愛猫のセルフ健康診断

By bzp00343 2017/08/01
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なんだか最近痩せたみたい。いつもよりも食欲がない。。。猫のちょっとした変化に気がつくことは、猫の病気の早期発券に繋がります。

特に具合は悪そうじゃないし、と思っていても、猫は病気を隠す動物。油断はできません。犬に比べて猫は手遅れに近い状態になってから病院に訪れる、と残念がる獣医さんもいました。

動物病院へ連れて行かなくても、飼い主さんが自宅でセルフでできる健康診断があります。とっても簡単ですが、実は重要ですから、飼い主さんはぜひやり方を覚えておくと良いでしょう。

今回は、セルフでできる、愛猫のセルフ健康診断のチェックポイントをご紹介します。

 

■愛猫の体重を計ろう


成猫の平均体重は4キロ前後。たとえ1キロ減ったとしたら、人間なら50キロの女性がいきなり12キロ痩せるようなモノ。かなり過激なダイエットに成功したか、病気の可能性もあります。

猫にとって「体重が減る」のは決して喜ばしいことではありません。(ダイエット中なら例外ですが)腎臓病など、猫にとって危険な病気の可能性も考えられます。

定期的に猫の体重を測って記録しておきましょう。

 

■耳から体温を測ってみよう


最近は猫の耳で体温を計れる体温計も販売されています。しかし日頃から猫の耳に触っていると、猫の耳は薄いので、熱があると触ると暑く感じます。まずはココからチェックしてみると良いでしょう。

猫の体温は人間よりもちょと高めの38~39度前後。もし体温計で測って、猫の熱が40度以上あるなら、感染症や腫瘍など、重篤な病気の可能性もあります。

 

■心拍数をチェックしよう


猫は犬のようにドキドキしてハアハアすることはありません。猫の心拍数は1分間で120から180程度。もし犬のようにハアハアして心拍数も高い場合はほぼ体調が悪い時です。


猫がリラックスしている時を狙って、猫の胸に手を当てて猫の鼓動を測ってみてください。まずは15秒間試して、それを4倍すれば猫の心拍数がわかります。猫が嫌がらなければ抱っこする時の習慣にしてもいいですよね。

猫の心拍数が多い場合は心臓病や甲状腺機能亢進症の可能性があります。また、心拍数が低くても命に関わることがありますから、動物病院で相談してみてくださいね。


いかがですか。「体重」「体温」「心拍数」。この3つを普段からチェックしておけば、猫の健康状態を把握することができます。

病院に連れて行かれるのはほぼ全ての猫が嫌がるはず。できれば飼い主さんがセルフ健康診断をすれば、猫も病院へ行く回数が減るので喜ぶでしょう。

愛猫の健康を守れるのは飼い主さんだけ。それほど大変なチェック方法ではないので、ぜひご自宅でもやってみてくださいね。
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