いつか必ずやってくる猫との別れ。そろそろ考えるべき別れと看取り方

By bzp00343 2017/07/23
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室内飼いが主流となった猫との暮らし。猫の平均寿命は15歳前後だと言われていますが、中には20歳まで生きる猫も珍しくなくなりました。

105歳までお元気だった日野原先生のように、現在の日本人はますます長寿社会。最近読んだ「未来年表・講談社現代新書・河合 雅司 」という本によると、2018年には日本の女性の半分が50歳以上になるとか。

自分も猫も、年をとっていくんだなあ、としみじみ。我が家の愛猫カイトは7歳。見た目はイケメンの美猫ですが、猫の7歳は人間の50~60代に相当します。そろそろ、いや、考えたくない。でもやはり、いつか必ず猫との別れはやってきます。

今回は、シニアの猫の飼い主さんは知っておくべき、愛猫との別れと看取り方について考えてみました。

 

■最期の時間をどこで迎える?


人間の場合「在宅死を望む人が8割以上」というアンケートを読んだことがあります。しかし人間以上に、「自宅の畳の上(縄張り)で死にたい」と思う猫は多いはず。100%かも知れません。

猫は本当に自分の縄張り、テリトリーから出るのを嫌います。飼い主さんも、できれば思い出のある自宅で猫を看取りたいと思う人もいるでしょう。

動物病院の中には、往診してくれるところもあります。自分が猫をどう看取りたいかをあらかじめ考えておき、その希望を叶えてくれる病院をあらかじめ探しておくと良いのではないでしょうか。

 

■ペットロスに備える


私の友人で、ペットロスで1年以上悲しみが消えなかった、という人がいます。外で愛猫に似た猫を見かけるたびに泣いた、と言いますし、会うたびにずっと愛猫との思い出を語っていました。

ペットロスの対策の1つに「また新しい猫と出会う」ことがあります。猫の傷は猫で癒す。十分に悲しんだら、また新しい出会いを求めることで、悲しみは早く回復するかもしれません。

 

■お葬式の方法は


最近は人間並みに葬儀をしてくれるペット専門の葬儀会社も増えています。ペットの葬儀は火葬の場合は立会い式、一任式、合同葬、個別葬と種類は様々。費用も異なります。

市区町村によっては、亡くなったペットの遺体を引き取ってくれるサービスもあります。自宅の敷地以外の公共の場所に自己判断で土葬することは法律や条例で禁止されていますから、お墓のことも事前に考えておくと良いかもしれませんね。


いかがですか。必ず、いつかは訪れる愛猫とのお別れ。長年一緒に暮らした愛猫とのお別れは本当に辛く悲しいことですが、どうしても避けることはできません。

悔いが残らないように、シニアの猫と暮らしている飼い主さんは、事前に準備や考えをまとめておき、愛猫との時間を大切にしながら日々過ごすことが、何よりも大切なのではないでしょうか。
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