猫が蚊に刺された!犬だけじゃない、猫もフィラリア症になるって本当?

By bzp00343 2017/07/13
  • share
  • tweet
  • send

このブログに付けられたタグ

毎日の暑さが厳しい夏の季節。しかしこの時期、辛いのは暑さだけではありません。何と言っても厄介なのがどこからか聞こえてくるブーンという音。そう、夏は蚊が出る季節ですよね。

人間同様、犬も猫も蚊に刺されることがあります。全身被毛に覆われている動物でも、鼻や目の周りがウィークポイント。ポチッと腫れていたら、もしかして蚊に刺されたのかも。

蚊に刺されると、その幼虫が体内に寄生して感染することがあります。それがフィラリア症です。

フィラリア症は犬の病気としてよく知られていますが、実は猫にも感染することがあるのだとか。猫のフィラリア症は犬よりも重症化することもあり、実は怖いケースもあります。

今回は、猫のフィラリア症について調べてみました。

 

■フィラリア症はどんな症状が出るの?


まず猫がフィラリア症に感染すると、食欲不振や咳、呼吸困難、嘔吐などの症状が見られるといいます。しかしそれがフィラリア症が原因なのか、他の病気(呼吸器系疾患や猫風邪など)と区別がしにくいため、見逃されてしまうケースの多いとか。

猫のフィラリア症は、体内に入って血管内で死滅した幼虫が肺に炎症を起こす原因になることがわかったそうです。そのため、見極めるポイントは「猫の咳」。食べ物を吐くような咳をしている場合はフィラリア症かも知れません。

 

■フィラリア症を予防するには


猫のフィラリア症は症例が少ないので完全な治療法は未知数な部分があるそうです。愛猫をフィラリア症から守るには、予防するのが一番。たとえタワーマンションで完全室内飼いをしていても、部屋に蚊が入って来ないとは限りません。

蚊に刺されない環境作りも大切ですが、やはり限界があります。一番安心な方法は動物病院でフィラリア症の予防薬を処方してもらうことです。

予防薬は毎月1回で大丈夫。蚊が出なくなる時期まででいいので、月に一度の薬を投与しておくと安心です。

フィラリア症を予防する薬には、フィラリア症と併用してダニ、ノミを一緒に駆除できる成分が入っているものもあり、飲ませるのではなく、首の後ろに薬を垂らすだけでOKな薬もあります。薬を服用するのが嫌いな猫ちゃんには、そういったタイプの薬を処方してもらいましょう。

いかがですか。猫のフィラリア症。私は犬も飼っているので、夏のフィラリア対策は飼い主の義務だと思って毎年行なっています。

一度愛猫カイトが目のフチを蚊に刺されたことがありました。でも人間と違って痒がらないので不思議に思っていましたが、猫の場合は人と比べて痛点が少ないので、蚊に刺されても気がつきにくいのだそうです。

しかし猫によっては非常に痒がってかきむしる場合もあるそうですから、やはり予防はしておくと安心かも知れませんね。
  • share
  • tweet
  • send
最近の記事
Recent Article
自由気ままな猫にもトレーニングができる?②【動物行動学専門医 入交先生に聞く!】
自由気ままな猫にもトレーニングができる?①【動物行動学専門医 入交先生に聞く!】
猫は人と遊ぶことが好き【動物行動学専門医 入交先生に聞く!】
猫のトイレ問題 4つの理由【動物行動学専門医 入交先生に聞く!】
メルマガ登録

商品カテゴリー

Category
商品一覧

猫壱について

About Us

私たちは、「はじめに猫ありき」を行動の原点として、
「シンプルで美しい猫と人の暮らしの実現」を目ざし、
猫と人の暮らしを豊かにする商品とサービスを
提供する会社です。

More

ハッピーダイニング脚付フードボウル

理想の猫の食事姿勢、身体的特徴を見つめ、
素材、デザインを検討し、
しあわせの食器が誕生しました

ポータブルケージ

避難時に必要となる猫の住まいを
最適な機能とデザインにしました

バリバリボウル

あるときは、最高の居心地のベッド。
またあるときは、まあるくなっておやすみの快適ソファ。
そして、元気ハツラツな時にはバリバリっと爪とぎに。

バリバリベッド

心地よく寝転んだり、かじったり、
もちろんバリバリ爪をといだり。曲線にカラダを添わせると、
心地よくもぴたりと安定した姿勢がとれるように設計しています。