ゼンゼン関係ありませんが、ワタクシ去年ずーっと毎日乳酸菌サプリを摂り続けた結果、今年の花粉症は劇的に症状が軽かった!という経験をしました。
よくメディアでも取り上げられる「腸内環境」や「腸内フローラ」という言葉。食べ物の消化を担う「腸」という器官は、「第二の心臓」と呼ばれるほど重要な器官なのだそうです。
腸を整える、いわゆる「腸活」をすると、免疫力が高まり、便秘にも効果があるとか。もちろんこれは人間でも猫でも同じです。
今回は、そろそろシニアの仲間入り。8歳以上の猫は特に要注意。愛猫の腸内環境を整えるためのポイントをご紹介しましょう。
■猫の食事は2~3回に分けて与えよう
猫に多いフードの一気喰い。猫は噛まずに飲み込むことも多いため、食べたあとに喉に詰まってよく吐いたりしますよね。
これは猫の腸にとっても負担になります。猫の食事は2~3回に分けて与えるようにしましょう。すでに胃の調子が悪い猫の場合は消化性の高いフードをあげるのも良いでしょう。
猫が嫌がらなければ、消化を助けるというヨーグルトをトッピングしたり、猫草などを部屋に置くのもオススメです。
■水をたくさん飲ませる工夫をしよう
人間も水分をあまり摂らないと便秘になります。猫は特に「喉が渇いた」ということに鈍感な動物。飼い主さんはできるだけ愛猫に水をたくさん飲ませる工夫をしましょう。
こまめに水を入れ替える、複数の箇所にウォーターボウルを置く、ウェットフードなど、水分の多いフードを与えても良いでしょう。
猫壱のウォーターボウルは目盛り付きですから、飲水量が一目でわかってとても便利です。
■猫のうんちのチェクをしよう
うんちは猫の腸の様子を確認できる重要な手がかりの1つ。猫のトイレの掃除をするときにできるだけチェックしてみましょう。
猫の理想的なうんちは、
・人間の人差し指くらいの大きさ
・程よい茶色
・匂いがいつもと同じ
・押すと凹むくらいの柔らかさ
があるうんちがベストです。
■猫に上下運動を活発にやらせよう
腸内環境を整え、猫の「美腸」のためには適度な運動は不可欠です。猫じゃらしなどを使って猫を巧みにジャンプさせたり、キャットタワーを登らせるといった、体が上下に動く運動を積極的にやらせると猫の腸が活発に動きやすくなります。
いかがですか。猫の「腸活」。腸を整える方法としてよく言われているのが、「善玉菌」を増やす、という方法。「乳酸菌」や「酪酸菌」というプロバイオティクスが腸を整えてくれると言われています。
専用のサプリメントもよく売られていますが、猫に人用のサプリメントを与えるのは危険です。「同じ乳酸菌だし」と軽く考えがちですが、猫と人では腸の消化機能が違います。
サプリメントを利用する、しないは飼い主さんの判断ですが、必ず「動物用のサプリメント」を与えるようにしてくださいね。