愛猫との暮らし＝自分の年齢のワタクシ。動物大好きな父親のおかげで、子供の頃は家族の数よりも一緒に暮らすペットの数の方が多かった時期もあり、犬と猫は本当に家族同様です。
現在は犬と猫が1匹ずついます。いつも自分の洋服のどこかに動物の毛がついた生活を送っていますが、動物は本当に可愛い。特に猫は、生まれ変われるなら猫になりたいくらいです。（飼い主さんは選びたいですが）
もしも自分が猫だったら、飼い主さんに言いたいことはなんだろう？今回は、「ネコの本音の話をしよう 服部幸 ワニブックス」の本の中から、これは特に猫が伝えたいだろうと思われる「ネコの本音」を3つご紹介します。
■ご飯は食べたい時に何度でも食べたい
愛猫のご飯タイム。たいていの飼い主さんは「朝と晩」の2回あげているのではないでしょうか。特に夏はフードの痛みも心配ですから、あまり出しっぱなしにする人は少ないのでは？
しかし猫は「好きな時に食べたい」動物。野生動物は食事の時間が不規則で、獲物が捕れた時間がご飯タイムです。朝と晩に必ずご飯が食べられる生活は夢のような生活だとは思いますが、本音では食べたい時にちょこちょこ食べたいと思っています。
もし可能な場合は、1日の適正量を超えない範囲で、猫が食べたい時に少量ずつフードをあげると喜ぶのではないでしょうか。
■トイレは周囲が確認できる場所が○
猫のトイレ。あなたは部屋のどこに置いていますか？人間の場合、トイレは「個室」が当たり前。誰かに見られる場所など、論外だと思います。
しかし猫は違います。猫が排泄する時は自分が無防備な状態。外敵に狙われないか心配です。周りが全く見えない状態の場所よりも、ある程度周囲を見渡せる場所の方が安心するのだとか。
トイレの大きさも、猫の体長の1,5倍以上の大きさが理想的だそうです。
■首輪に鈴はつけニャイで
サザエさんの家のタマちゃんは巨大な鈴をつけていましたが、猫にとってはとてもストレスかも知れません。
猫の聴覚は人の8倍、犬の2倍も優れていると言います。音もなく獲物に忍び寄るハンター体質の猫にとって、動くたびにチリンチリンと鳴る鈴の音はとても不愉快なはず。
飼い主さんにとっては、部屋の中で猫の存在を知らせてくれる便利な音ですが、猫の本音を考えると、
「首輪に鈴はつけニャイで」
と思っているはずです。
いかがですか。猫が飼い主さんに伝えたいことベスト3を選んでみました。猫は言葉が話せない分、幸せに暮らすには飼い主さんのフォローが大切。猫によって自分の言いたいことベスト3はきっと違うでしょう。
自分が猫になったつもりで、自分の愛猫の本音を想像してみてくださいね。