ペットも終活がブームに?愛猫との最後の過ごし方を考えていますか

By bzp00343 2017/06/11
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高齢化が進む日本。新聞や雑誌の紙面には「就活」よりも「終活」の文字の方がよく見られるような気がします。

生前葬やエンディングノートの書き方など、自分の最期を生きているうちに考えておく人がとても増えている昨今。その流れが、今はペットの中でもブームになっているのだとか。

今ではペット供養専門の会社もあります。「コッコリーノ」という会社が2016年に発売したペット用の骨壺は、税込み2万7千円という金額にもかかわらず、在庫が一時不足するほど反響があったとか。

ある仏具の会社では、亡くなった犬や猫の魂を迎える、お盆に使えるペット専用の「お迎えセット」を開発。犬や猫をかたどった「精霊馬」までオリジナルを開発したそうです。

室内飼いの猫の平均寿命は16歳弱。愛猫が15歳をすぎたら、そろそろ終活プランを飼い主さんは考えておいた方が良いかも知れません。

今回は、辛いけどやはり準備しておきたい「愛猫との最後の過ごし方」について考えてみました。

 

■愛猫が病気で苦しんでいる時


シニア猫が重い病気になると、「何とか元気になって欲しい」という気持ちと「苦しみから解放してあげたい」という2つの気持ちで揺れ動くでしょう。

獣医の先生も、高齢の猫を治療をするときは、飼い主さんと話し合って治療方針を決めることが多いといいます。辛い選択ですが、そのときに考えられる選択肢はこの3つ。

①治療を続けずに自然に任せる:長期入院して点滴、という治療をしなければならないような重篤な病気になってしまった場合、シニアの猫の場合は「辛い闘病生活が長く続くなら、無理に治療せずに家に連れて帰って、猫にとって自然な形で最後を迎えたい」という選択を選ぶこともできます。

②延命治療を続ける:抗がん剤や点滴など、猫が救えるならありとあらゆる治療をして欲しい、そう選択する飼い主さんも多いでしょう。費用はかかりますが、愛猫がもし死んでしまっても、できることはやった、と納得しやすいはずです。

③動物病院で安楽死:これは海外では割とポピュラーな方法だと聞きましたが、日本ではまだまだ抵抗があるようです。

しかし苦しみが続くだけでもう助からない、という場合は、病気と闘い続けるよりも体の機能を停止させる薬を打ってもらって、愛猫を苦しみから解放してあげるという選択も決して間違ってはいない気がします。


いかがですか。もしも愛猫が年をとってもう助からない病気になってしまったら。それは誰もが経験するかもしれない現実です。

室内飼いの飼い猫は、自分の最期を自分で決めることができません。考えただけで泣いてしまいそうですが、猫にとってベストな方法を覚悟して決めておくことも大切かもしれません。
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