室内飼いの猫はストレスがたまる?愛猫が一番喜ぶ暮らしとは

By bzp00343 2017/06/11
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窓の外を今日もじっと見つめる愛猫。やっぱり外に出たいのかしら…。

猫を完全室内飼いをしている飼い主さんなら、誰もが感じるこの悩み。しかし猫の本音は実は全く反対なのかもしれません。

「ネコの気持ちは「見た目」で9割わかる!」の著者、ヒトと動物の関係学会の監事をされている加藤由子先生曰く、

「猫が窓の外を見ていても、自由を求めているわけではない」

のだとか。もしかして、飼い主さんは猫の気持ちを誤解しているのかも知れません。今回は、飼い主さんが気にするであろう「こんなときの猫の気持ち」についてご紹介しましょう。

 

■室内飼いの猫はストレスがたまる?


外で自由に暮らしていた猫。人間の都合で部屋に閉じ込めたら、猫はストレスがたまるのでは?

実はこれは間違い。人間的な発想です。猫は縄張りを作って暮らす動物。食料と安全を確保できるスペースがあれば、狭くても問題はないのだとか。

毎日ご飯が食べられて、敵に襲われない飼い主との暮らしは、まさに猫の縄張りとしての条件を完璧に満たしています。

猫が窓の外をじっと見ているのは縄張りを確認しているだけ。外に出たいと思っているわけではないそうです。

 

■猫が突然フードを食べなくなる理由とは


昨日まで完食していたいつものフード。それなのに、今日はクンクンと匂いを嗅いだだけで全然食べない。これってどうして?

猫が突然フードを食べなくなる理由、それは「匂いがしないから」です。冬に冷蔵庫から出したばかりの猫缶に口をつけない時は、この「匂いが全くしないから」。

猫は「嗅覚」でご飯を食べられるかどうかを判断しているので、フードの匂いは一番大切。味よりも匂いで猫の食欲は決まると思っても良いでしょう。

 

■喉をゴロゴロ鳴らす理由は


猫の喉を撫でてあげると満足そうに喉をゴロゴロ…。猫のこのゴロゴロ音は猫が機嫌が良いときの合図だと言われていますが、実は猫は不安な時も喉を鳴らすことがわかりました。動物病院に猫を連れて行くと、診察台の上で猫がゴロゴロ喉を鳴らすことがあります。

猫のゴロゴロ音の周波数は20~50ヘルツでこれは動物の骨の密度を高める周波数と同じだそうです。猫が骨折した時にゴロゴロと喉を鳴らすのは、骨の密度を高めて回復力を早めるためという見方もあるそうです。


愛猫が一番喜ぶ暮らし。それを願わない飼い主さんはいないはず。でもどうしても人間目線で猫の暮らしを見つめてしまいます。

世間にはいろんな情報が流れていますが、中には???と思うものもたくさんあります。

本当の猫の気持ちをするためには、やはり獣医師の先生に話を聞いたり、本を読んだり、飼い主さんがいろんな努力をする必要がありそうですね。
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