猫の場合、すべての猫が美しい！と思うのは私だけではないはず。猫は最高の芸術品と称賛したのはレオナルド・ダ・ヴィンチ。他にも世界の文豪、芸術家はこぞって猫の美しさを讃えてています。
しかしよーく見ると、猫の顔はすべて少しずつ違っています。猫の顔についてずっと聞いてみたかった疑問について調べてみました。
■生活環境（飼い主の性格など）で猫の顔は変わる？
家猫と野良猫では顔の表情が違うと思いませんか？以前保護猫預かりをしていた時、野良猫から家猫になった猫の写真を数ヶ月後にもらっったら、猫の顔つきがとても変わっていたことがありました。
生活環境で猫の顔は変わるのでしょうか？
年間500匹以上の猫を撮影し、ブリーダーとしても活躍している石原さくらさんは、
「暮らす場所よりも暮らしぶりで猫の顔は変わるようだ」
と言っていました。室内飼いの猫でも、同居している他の猫と相性が悪い場合などは、ストレスできつい顔立ちになることもあるそうです。
■オスの顔はなぜメスよりも大きいの？
人間の場合はあまり感じませんが、猫の場合、明らかにオスの方がメスよりも顔が大きいですよね。
これは男性ホルモンが影響しているせいだと言われています。ライオンでもオスはフサフサのたてがみでメスよりも大きく感じますが、オス猫はホルモンの影響で顔の頬に肉がついて大きく見えるそうです。
■猫の毛色や鼻や肉球の色は何才くらいまで変化する？
猫だって年をとれば老化が始まります。猫の場合は成長が早いので、個体差もありますが、概ね2才までと考えられています。また高齢になると全体的に色が薄くなる傾向があるようです。
■猫の顔は飼い主の顔に似てくる？
飼い主さんは、自然と無意識に自分の顔と似たペットを選ぶと言う説があります。犬もそうですが、猫も言葉でコミュニケーションを取れない代わりに飼い主の表情や声で判断して動く動物です。
毎日注意深く飼い主さんの表情をチェックしているうちに、自分の表情が似通ってくることはあるかも知れません。また、顔は似なくても、性格が似てくる場合はありそうですね。
いかがですか。猫の顔の不思議。人だって主に老化が始まるとどんどん顔の感じは変わります。でも猫は年をとてもずっと可愛いまま。あまり変化がないような気がします。
163匹の猫の顔を合成した写真を見たことがありますが、平均的な猫の顔はややシャープな顔立ち。どちらかというと可愛いというよりもベンガルやワイルド系の猫の顔の雰囲気でした。
しかしいつまでも可愛い愛猫。その秘訣は飼い主が愛情をたっぷりと注いでいるから？そう思いたいのは飼い主だけでしょうか。