猫の体調を知りたいなら『うんち』を観察!猫のうんちチェック

By ハナ
猫の体調を知りたいなら『うんち』を観察!猫のうんちチェック
この読みものに付けられたタグ 知識 健康
あなたは猫の体調を知りたいと思った時、どこをまず見ますか?
ご機嫌や仕草、行動など猫の体調を知りたいなら見るべき所はたくさんあります。
そのなかでもわかりやすく体調不良がでやすいのが『猫のうんち』なんです。

どのくらいの頻度でうんちをするか、固さや色、量も猫の健康をはかる指標になります。
チェックするべき点をご紹介します!

 

◆色

一番わかりやすい猫のうんちチェックポイントは『色』です。
異常があるときには異常のある『色』に変化します。
気にしなければいけないうんちの色をまずはご紹介します。
 

*茶色・焦げ茶色

基本的に猫のうんちは人間同様茶色、もしくは焦げ茶色です。
茶色や焦げ茶で適度に柔らかいうんちをしているなら、猫の腸内は健康な証拠といえるでしょう♪

 

*赤色・黒色

一番猫の不調が分かりやすいのは赤い血で染まったうんちです。表面に赤い血がついているだけなのであれば、血の出ている部分は肛門近くの場合が多く、痔の可能性もあるでしょう。
もし赤い血が猫のうんちに混ざっているのであれば、大腸~肛門付近で出血している証拠です。
どんな風に猫のうんちに血がついているのかもよく確かめてください。
赤色だけを血便だと思う人もいるかもしれませんが、実は真っ黒のうんちも『血便』なんです。
猫の体の中、胃や腸などから出血している場合、猫のうんちは変色した血が混ざり真っ黒になります。

鮮血ついたうんちだったとしても、真っ黒なうんちだったとしても、パルボウィルスや癌、寄生虫など怖い病気が原因で猫の血便が起こっているのかもしれません。
パルボウィルスや癌は一刻を争います。
血便かな?と思ったらなるべく早く病院へと急ぎましょう。

 

*赤茶色・黄色

赤っぽく見える茶色の猫のうんちはパッと見た瞬間に『血便?!』と思ってしまうかもしれません。
しかし、着色料がたっぷりついた猫のおやつなどを食べると着色料そのままのうんちが出ることも…。

またうんちの色は着色料だけに左右されるわけではなく、着色料がついていなくても茶色以外の色のうんちが出ることもあるんです。 
穀物系や食物繊維たっぷりのおやつや餌を猫にあげていると黄色っぽいうんちが出るようになるのだそう。

赤茶色や黄色の猫のうんちが出たら前日や当日に猫は何を食べたのか、食べたものにどんなものが含まれていたかをよく思い出してください。
猫の食べたものをよく確認することも飼い主として大切なことですよ♪


 

*白色・灰色

猫のうんちが白っぽくなっている場合や通常に比べて色が薄いかな?という場合はすい臓や肝臓の不調によることが多いようです。
また消化不良でも白っぽい、脂混じりのうんちを出すことがあります。
消化不良で白っぽいうんちが出ているのであれば、猫が何日も続けて白っぽいうんちがで続けることは少ないでしょう。

2,3日猫のうんちの様子を見て毎日白っぽいうんちや色の薄いうんちをしているようであれば動物病院に連れていってあげてくださいね。

 

◆臭い

とってもくさい…猫のうんち。ですが、飼い主からすると猫のうんちの臭いはかぎなれたものではないでしょうか。
基本的に同じフードを毎日食べている猫のうんちは、毎日同じ臭いがすると言われています。
同じものを食べて、同じように出しているので当たり前といえるかもしれませんね。

しかし、体調が悪いと猫のうんちの臭い自体も普段と変わるのだそう。
『血の臭い』が混ざっていたり、いつもより数倍臭かったり…。
いつもと同じものを食べているはずなのに、猫のうんちの臭いが違う!と人間でもわかるくらい違いがあるのであれば、一度動物病院で診察してもらった方が安心でしょう。

 

◆回数

猫がうんちをする回数って大体決まっていませんか?
毎日一回、二日に一回、など猫によってだいたいうんちをするペースは一定です。
急にうんちの回数が減ってしまうと『便秘?!』『体調不良?』と焦ってしまう飼い主さんも少なくないでしょう。
しかし、猫のうんちの回数が少し減ったからといってすぐに便秘や病気と決まったわけではありません。
猫の食事や給水量をまずは見直してみましょう。

もしそれでもうんちの回数が減る一方であったり、食欲がなくなってきた場合は病院に行ってあげてください。
また、猫がうんちをしようとポーズをとるのにうんちがでない場合は肛門や前立腺に何かしらの異常がある場合もあります。
続くようなら病院に行きましょう。
 

いかがでしたか?

猫が普段と違う色や臭いのうんちをしていた場合は、動物病院へはうんちを持参して実際に獣医に診てもらってください。
一番症状も伝わりやすく、検査もしやすいため、診断が早くつきより早く猫の病気に気がつくことができるでしょう。
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