もしかして不安になってる?猫の本当の気持ちに気付いていますか?

By bzp00343 2017/04/26
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連れ添ってもう8年。気がつけばニンゲンの男性よりも同居している年数が長い愛猫。「愛は4年で冷める」という名言を語った動物学者がいましたが、それは「猫と人のカップル」には当てはまらないかも知れません。

猫を飼っている方ならお気づきだと思いますが、猫は意外とフラットな性格。人間のように思春期には不機嫌になり、更年期には憂鬱になる、という感情の浮き沈みはあまり感じられません。(発情期は別ですが)

そんな猫ですが、これはもしかして不安になってる?と心配になるような行動をすることがあります。

言葉が喋れない者同士、猫の本当の気持ちに気付いているかどうか心配になることはありませんか?

今回はもしかして不安になってる?かも知れない猫の行動について考えてみました。

 

■構ってあげないとわざわざ別の部屋で鳴く時


つい忙しくて猫の構って攻撃をぞんざいに扱うと、猫は隣の部屋に行ってとても悲しそうな声でにゃ~んと鳴く時があります。これってもしかしたら、猫を不安にさせてしまったかも?

獣医師であり、動物カウンセラーの藤井仁美先生によると、猫のこの行動は

「離れた場所で鳴くほうが飼い主が構ってくれるとわかっているのかも」

という、飼い主の行動を先読みした猫の行動なのだとか。甘えたい気持ちの表れだと言います。確かに猫好きは遠くで猫の鳴き声がするとすっ飛んでいく傾向がありますよね。。。
 

■他の猫を撫でているとやってくる時


多頭飼いしている場合、1匹の猫を撫でていると他の猫もぞろぞろと集まってくることがありますよね。

これは私も構って!という不安や、やきもちを焼くというよりも、

「なんか面白そう、仲間に入れて」

という好奇心から来る行動の場合があるそうです。しかし猫によっては他の猫に対してやきもちを焼く場合もありますから、全ての猫に当てはまるわけではありません。他の猫を構っている飼い主を見て、

「自分にも関心を向けて欲しい」

という欲求による行動のこともあるそうです。


いかがですか。猫の気持ち。飼い主から見ると、もしかして不安に感じているのかも?というシチュエーションでも、猫から見ると全くそんな気持ちを持っていないこともあります。

猫は犬に比べて気持ちが顔に表れにくい動物なので、果たして今何を考えているのかわからない、と飼い主の方が「不安」になることの方が多いかも。

猫の気持ちは「顔」よりも「身体・仕草」でわかります。例えば前足だけを見ても、猫が不安を感じているときは足を踏ん張って背を低くし、前方から目を離しません。これは危険からすぐに逃げられるように備えている仕草です。

前足を内側にたたんで香箱座りをしているときは、猫がリラックスしている状態です。猫の気持ちは目や表情よりも身体の動作に注目して見て下さいね。
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