愛猫様が今日はなんだか不機嫌。朝起こす時に若干わざと爪を立てなかった？私は何もしていないのに…。
猫だって生き物。気分が上々の時もあれば、わけもなくイライラすることもあるでしょう。でもアナタもそろそろ中高年と呼ばれる年。訳もなく棚の小物を落としてみたり、トイレ以外で粗相をするのは如何なものか。。。
猫は気まぐれ。確かにそうかもしれませんが、猫の困った行動の裏には、飼い主に気づいてほしい「猫の本音」が隠されていることも。
今回はよく猫がやりがちな行動とその解決策を調べてみました。
■猫の困った行動：意味もなく棚の小物を落としてみる
ひょいと棚の上に飛び乗ったかと思うと、可愛い肉球でちょいちょいと小物を下に落とす。これをやる猫はとても多いのではないでしょうか？
これは比較的まだ子猫の頃にやりがちな行動だと言いますが、好奇心や気まぐれで落とすという理由の他に、「物を落とすことで飼い主の気を引きたい」という自分をかまって欲しい甘えの気持ちが隠されているとか。
この場合は飼い主はどんな行動を取ったら良いのでしょうか？
猫が物を落として、すぐに飼い主がやってきて落した物を拾ったり、猫に声をかけたりすると、猫は「かまってくれるんだニャ」と思い込んでしまうかも知れません。
飼い主は物が落ちてもしばらくは無視するか、そもそも棚の上に猫が落しそうな小物は飾らないようにした方が良いでしょう。
■猫の困った行動：トイレ以外で粗相をする
猫はとても綺麗好き。トイレも決まった場所でする賢い動物です。そんな猫がトイレ以外の場所で粗相をする場合、飼い主は猫の気持ちと猫の体調の変化、両方をチェックしてあげて下さい。
まず猫のトイレが清潔で掃除が済んでいるか、猫のトイレの大きさは適切か、猫砂の量は？トイレの設置場所などなど「猫が好ましくないトイレの環境」になっていないかをチェック。
そしてその他に最近猫に何か大きなストレスを感じるようなことはなかったか、心理的なストレスや、腎臓病などの疾患の予兆がないかどうか、猫の体調をしっかりとチェックして下さい。
猫が何か困った行動をする場合、それは飼い主を困らせようとしてやるのではなく、実は困ってるの、という猫の切実な「本音」が隠されている場合があります。
トイレの砂が気に入らない、同居している家族が立てる音がうるさい、飼い主の不規則な生活が苦痛、最近体の調子がよくない…。などなど、猫は必死に自分の気持ちを飼い主に訴えているのかも知れません。
愛猫の問題行動、頭ごなしに叱ったり怒ったりするのはNGです。まずは猫の体調や環境を、しっかりと調べてみて下さいね。