「猫のどこが好きですか？」
と質問されたら、私の場合は
「顔を踏まれた時のアノ肉球の感触…。」
と答えますが、もう一つ、「猫の肌触り」が大好きです。
愛猫カイトはそろそろ8歳。そういえば8年間一度もお風呂に入れたことはありません。それなのに、ツヤッツヤのサラッサラの美しい毛並み。いつまででも撫でていたくなります♪♪
体を洗わないのになぜ猫毛は綺麗なの？それは毎日こまめにグルーミングしてるから。美しさは1日にしてならず。それなら時々喧嘩するときに見かける、猫の毛はどうやって逆立つのでしょうか？
今回は意外と知らない猫毛への疑問を調べてみました。
■どうして猫は驚くと毛が逆立つの？
普段の猫の毛並みを観察すると、猫の毛は皮膚に沿って斜めに生えているのがわかります。実は猫の体の毛穴の1つ1つには、その名も「立毛筋」という筋肉がついているのだとか。
猫が驚いたり怒ったりすると、この「立毛筋」が収縮します。すると毛穴全体が引き締まって自然と毛が立つのだそうです。そうすることで猫は自分の体を大きく見せることができ、相手を威嚇することができるというわけなのです。
■猫の首にある「胸毛」はどうしてあるの？
猫の首の下にあるフリルのブラウスのようなゴージャスな「胸毛」。ここの毛も柔らかくて肌触りが抜群ですが、この「胸毛」一体どんな用途があるのでしょうか？
実は猫のこの部分の胸毛は、ライオンの「たてがみ」と同じ役割を果たしています。首を守るように生えているこの毛は、ケンカ相手に自分を大きく見せる効果がある他、首を噛まれたときに急所を守ると行った働きもあります。
また寒い地方で生まれた長毛種の猫の場合は、防寒の意味もあって首回りの毛が長くなって行ったと考えられています。
■猫も白髪になるの？
シニアになると、いつのまにか増えている白髪。老化現象の1つですから仕方ないとは思いますが、猫も年をとると白髪になるのでしょうか？
白い猫は見分けがつきませんが、色のついた猫の場合は人間同様白髪は増えるといいます。栄養の偏り、ストレス、老化によるメラニン色素が抜けるなど、原因は色々と考えられます。
愛猫の顔をチェックして、特に「口の周り」の毛がなんだか白っぽくなったなあ、と感じたら、それは老化のサインかも知れません。
いかがですか。この記事を書きながら、膝に寝ている猫の脇の下をコチョコチョとくすぐってみましたが、猫は薄目を開けるだけで動きません。
もしかして、猫は脇の下をくすぐってもくすぐったくないのかも？猫の笑いのツボはどこにあるのでしょうか？愛猫とスキンシップをしながら、猫毛の生え方などをぜひ確認してみて下さいね。