猫の気持ちは尻尾でわかる(=^x^=)猫の尻尾にまつわるトリビア

By bzp00343
猫の気持ちは尻尾でわかる(=^x^=)猫の尻尾にまつわるトリビア
この読みものに付けられたタグ 暮らし
ご機嫌な時はピンと立っている尻尾。猫の尻尾を見れば、その時の猫の気持ちがある程度予測できます。

尻尾が動いている時は、猫の気持ちも動いている時。今、愛猫がどんな気持ちでいるかを知りたいなら、まず尻尾に注目してみると良いかもしれません。

また、猫の尻尾には「地域によって違う」特徴があるのだとか。今回は、猫の気持ちは尻尾でわかる(=^x^=)猫の尻尾にまつわるトリビアを合わせて紹介します。

 

■尻尾をピンと立てている時


ご機嫌な時、飼い主に甘えたい時、猫は尻尾をピンと立てて近づいてきます。立てた尻尾をゆっくりと1、2回振っている場合は、名前を呼ばれて返事をする仕草。短い間にブンブンと尻尾を左右に振るのは気持ちが動揺している時です。

 

■尻尾をピクピクさせている時


前方に気になり獲物を見つけた時、何か興味をそそられるものを見つけた時、猫は尻尾をピクピクと動かします。

猫じゃらしなどで猫と遊んでいると、猫はよく姿勢を低くして尻尾をピクピク揺らします。興奮したり、楽しい時にも尻尾をピクピクさせるようです。

 

■尻尾を太くする


猫が尻尾の毛を逆立てて、ブワッと太くする場合は、かなり驚いているか、恐怖を感じている時です。その尻尾のまま、背中を丸めて威嚇の姿勢を取る時は、さらに不安なとき。体を最大限に大きく見せて、耳を完全に伏せている時は、怖いながらも戦おうとしている時です。

 

■尻尾を足の間に入れる


体を縮めて防御の姿勢をとりながら尻尾を足の間に入れている時は、かなり怖いと感じている時。オス猫同士の戦いで負けた方の猫がよくやる仕草です。猫が体を小さくしている時は、「攻撃しないで」というメッセージです。

 

■猫の尻尾は地域によって違う


元中京大学の野澤謙教授が日本の野良猫4万5,000匹を調査したところ、猫の尻尾の形には「地域差」があることがわかりました。

全国的にみると、本州の南西部では尾っぽの曲がった「尾曲り猫」が多く、東北部では少なかったとか。

関東地方の場合、41%だった神奈川県を除くと、すべての県で「尾曲り猫」の数は50%以上だったそうです。

特に茨城県の猫は61.4%の猫が尾曲狩り猫と多め。しかし東北地方と北海道では尻尾の曲がった猫は50%以下と低めだったそうです。

日本で一番まっすぐな尻尾の猫が多い県は福井県。尻尾の曲がった猫はわずか6.5%しかいないというから驚きです。

反対に79%の猫が尾曲がりの猫で、全国1位に輝いたのは長崎県。尻尾の曲がった猫は東南アジアの猫に多く見られるといいますから、鎖国時代に唯一貿易港を持っていた長崎が、海外から尾曲がりの猫が入ってきた拠点となったのかもしれませんね。


参考文献:『猫の毛並み 毛色多型と分布』野澤謙著 裳華房
この読みものに付けられたタグ 暮らし

最近の記事

Recent Article
  • 暮らし
  • 健康
  • 知識