うちの子はどのタイプ?猫の毛質診断・毛質別のブラッシング方法

By bzp00343 2017/02/24
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一口に「短毛種の猫」「長毛種の猫」と言っても、猫種によって毛の質や抜け毛の量は違います。

ブラッシングが必要なのは長毛の猫だけ、と考えるのはちょっと早計です。猫へのブラッシング効果は抜け毛を取るだけではありません。ブラッシングによるマッサージ効果で新陳代謝を促したり、病気の早期発見にもつながります。

ブラッシングをしないと、大量に毛を飲み込むことで起こる「毛球症」という病気の原因にもなります。

あなたの愛猫の毛質はどんなタイプでしょうか?今回は、猫の毛質を4つのパターンに分けて調べてみました。

 

■短毛スムースタイプ


ごく短い毛質の猫種に多いのが、この「短毛スムースタイプ」です。アンダーコートも少ないために、毎日の抜け毛も一番少ない猫種です。

猫自身のグルーミングだけでブラッシングはほとんどいらないと思いますが、健康診断も兼ねて週に1度程度はお手入れをしてあげると良いでしょう。

この短毛スムースタイプには、「エジプシャンマウ」「アビシニアン」「シャム猫」「日本猫のミックス」などです。

 

■短毛みっしりタイプ


一見、ごく普通の短毛の猫に見えますが、実はアンダーコートが密生して毛量が多い猫がこの「短毛みっしりタイプ」です。

この猫の特徴は触るとふんわりと柔らかな感触。抜け毛の量は普段からやや多めなはずです。この短毛みっしりタイプは、短毛とはいえ普段から毎日ブラッシングする方が飼い主も部屋の抜け毛に悩まないでしょう。

ふわふわした短い抜け毛は部屋中に飛び散りますから、気になる方は空気清浄機や加湿器なども設置すると良いかも知れません。

この短毛みっしりタイプの猫は、「シャトルリュー」「ブリティッシュ・ショートヘア」「ロシアンブルー」「アメリカンショートヘア」などです。

 

■長毛セミロングタイプ


ザ・ブラッシングと言いたくなるほど長い毛が美しい「長毛セミロングタイプ」。このタイプの猫は表面の体毛だけでなく、アンダーコート、耳の下、脇などの毛が柔らかいので毛玉になりやすといえます。

長毛セミロングタイプは、猫の中で最も抜け毛が多いので、毎日のブラッシングは必須です。この長毛セミロングタイプの猫は、「ノルウェイジャンフォレストキャット」「ターキッシュアンゴラ」「ソマリ」「メインクーン」などです。

 

■長毛シルクタイプ


このタイプの猫は触り心地が最高です。まるでシルクのような細く長い、柔らかな毛質が特徴です。しかしこの「長毛シルクタイプ」は毛が絡みやすく、もつれて毛玉になりやすいといえます。

お手入れやブラッシングは毎日必要な毛質タイプなので、できれば子猫のうちからブラッシングに慣れさせておくと良いでしょう。

長毛シルクタイプの猫は、「ペルシャ」「チンチラ」などです。


いかがですか。あなたの愛猫の毛質はどれかわかったでしょうか。猫へのブラッシング、実は好きな猫と嫌がる猫がいます。

嫌がる場合はその原因が「ブラシ」にあるのかも。猫の様子を見ながらいろんなタイプのブラシを試して見て下さいね。
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