日本に36歳まで生きた長寿猫がいた!猫が長生きできる秘密とは♪

By bzp00343 2016/11/12
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飼い猫の一生、年々長くなっています。一般社団法人ペットフード協会が2016年1月に発表した最新データによると、猫全体の平均寿命は15.75歳。前年度は14.82歳でしたから、かなり猫も長寿が進んでいるようです。

ギネスブックによると、飼い猫の長寿記録はアメリカのテキサス州で飼われていた「クレームパフ」という猫。1967年の8月3日生まれで、2005年の8月6日までの38年と3日間生きていたそうです。

平均寿命の2倍生きられたということは、猫の寿命が40年まで伸びる可能性はありそうですね。

 

☆実は日本にも長寿猫がいた


平岩米吉氏の著書、「猫の歴史と奇話」(築地書房)によりますと、日本で一番長生きしたネコは、昭和10年、青森県で飼われていた「よも子」という猫。何と36歳まで生きたそうです。

さすがに30歳以上生きた猫の話は聞いたことがありませんが、最近はチラホラ20歳まで生きた猫の話はよく聞きます。

あと数年すれば、飼い猫の平均寿命が20年になるかも知れませんね。

 

☆猫が長生きできる秘密とは




媚びない・群れない・焦らないが3原則の猫の生き方。それだけで長生きしそうな気がしますが、寿命が伸び続ける飼い猫に比べて、野良猫の平均寿命は3~5年と言われています。

保健所に連れて来られる猫のほとんどは子猫だといいます。野良猫は赤ちゃんのうちから過酷な状況で生きているといえますよね。

しかし猫の島として有名な「相の島」で7年間猫を調査した動物学者、山根明宏氏によると、この相の島の野良猫のオス猫の約6割が5歳以上だったとか。

調査を開始した時に3歳だった野良猫が調査を終了した7年後まで生きていた猫も多かったといいますから、野良ねこでも10年以上生きることもあるようです。猫が長生きできる秘密はあるのでしょうか。

 

☆猫が長生きする3つの条件




猫が長生きする条件として動物学者、山根明宏氏が出した推論ですが、3つの条件が考えられたといいます。

 

①タンパク質のご飯が豊富


こちらの相の島に住む猫の主食は「魚のあら」。もちろん採りたての新鮮な魚の内臓などを食べて生きています。

魚にはタンパク質も多く、猫にとって栄養バランスの良い食事のはず。そして島のネズミや小動物も補食していますから、猫にとって昔ながらの自然な環境で満足出来る食生活だといえます。

 

②交通事故が少ない


島の交通機関は「船」。島には車がほとんどなく、道の真ん中に猫が寝ていると車がよけて走るといいます。

都内での野良猫の主な死亡原因は「交通事故」ですから、車が少ない環境というのも野良猫を長生きさせる理由の1つと言えるでしょう。

 

③島民が優しい


漁で生活している人が多い相の島。船底に忍び込んで船底に穴を開けてしまうネズミは小さいながらも恐ろしい天敵でした。ネコはそのネズミを一掃してくれる動物ですし、現在は島の貴重な観光資源。

皆で猫を大事にして暮らす環境が、猫をリラックスさせ、長生きさせているのではないでしょうか。


いかがですか。猫の長生きの秘密。この3つは飼い猫の環境にも当てはまるのでは?完全室内飼いの安全な環境、天然素材の食事、そして飼い主の深い愛情が猫の長生きの秘訣といえそうですね。
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