猫が「寂しいニャ。」と感じるとき☆飼い主が気をつけるポイントとは?

By bzp00343
猫が「寂しいニャ。」と感じるとき☆飼い主が気をつけるポイントとは?
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最近仕事が忙しかったせいか、愛猫カイトのご機嫌がやや斜め。帰宅すると階段の上から「家政婦は見た!」のポーズで出迎えてくれます。

「どうせ遊んでくれないんでしょ…。」と言わんばかりに私の顔を見つめた後、ゆっくりと息子の部屋に消えるカイト。いつもなら足もとに飛んで来てスリスリしてくれるのに、全く私に近づいて来ません。

しかし!だからと言って、そのままにしておくと真夜中に頭で爪とぎされてしまいます!これは猫特有のツンデレのポーズ。しっぽの動きから、後ろ姿から漂ってくる

「僕を構ってくれニャイの?」

という強烈なアピールを飼い主なら感じるはず。勿論ワタクシ、後ろから抱き上げてスリスリしてあげました。

あなたは愛猫が「寂しいニャ…」と感じた時の行動を把握していますか?猫は色んなやり方であなたに気持ちをアピールしているはずです。

猫は犬の様にちぎれんばかりにしっぽを振って気持ちを飼い主に伝えてくれません。今回は飼い主がチェックしたい、愛猫の「寂しいニャ…」サインを見分けるポイントをご紹介しましょう。

 

☆いつもと違う鳴き方をする




長年一緒に暮らしている猫なら、

・「ごはん」の催促
・「遊んで」の欲求

などの時の鳴き方の違いを知っているはず。しかし猫は寂しいと独特な鳴き方をするようです。我が家のカイトの場合はご飯が欲しい場合はやや高い声で「ニャー」と鳴きます。

遊んで、というときは目の前で座ってじっと見つめるか、しっぽをパタパタしながら腕や足を噛んで「やろうよ!」と強くアピールしてきます。

そして寂しいとき。カイトはいつもと違う

「ニャアアン」

と長い声で鳴くのです。背伸びして抱っこをせがむ事もあります。このときの鳴き声は一言で言うとまるで

「ママー」

と子供が母親を呼ぶトーンに似ています。独特なイントネーションです。この鳴き方をされたら、なにはさておき仕事を中断して抱っこをしてあげます。

 

☆問題行動が増える




猫も人間同様ストレスを感じる動物です。環境の変化や飼い主が構ってあげない期間が長いと、寂しさのあまりトイレ以外の場所で粗相をしたり、ウールサッキングと呼ばれる行動を起こす場合があります。

猫が問題行動を起こす場合、

・飼い主が困る行動:スプレー行為、ソファなどへの爪とぎなど

・猫が困る行動:過剰なグルーミング、食欲不振など

の2種類があります。飼い主が困る行動の場合は飼い主が解決策を講じれば良いのですが、猫が困る行動の場合はそのままほっておくと猫の健康状態に影響が出ます。

猫が寂しいニャ、と感じたら要注意。「病は気から」といいますが、本当にその通りです。気持ちが落ち込むと免疫力が下がり、病気にかかりやすくなりますから、早めに動物病院で相談して下さいね。
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