猫にも規則正しい食生活を!理想的な猫にご飯をあげるタイミングや回数

By ハナ 2016/09/20
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人間は1日3回、だいたい決まった時間に食事をとるのが理想的だと言われています。
人間だけでなく動物だって、長生きをするためには健康で規則正しい食生活を心がけることは大切です♪
人間は1日3食が理想の食事回数ですが、猫もおなじなのでしょうか?
猫の理想的な食事回数やあげる時間など、猫の理想の食生活とはどのようなものなのか調べてみました!

 

◆ご飯をあげるタイミングは?

猫のご飯、あなたはどんな時間帯にあげているでしょうか?
人間と同じく朝・昼・晩であげている方もいるでしょうが、いろんな人のお話を聞いていると朝・夜であげている人が多いようです。 
実は『朝・夜』で食事をあげるのが、猫にとって一番良いタイミングと言われています♪

元々野生で暮らしていた頃の猫は朝と夕方に狩りをして食事をとっていたそうです。
そのため、人間と一緒に暮らすようになった今でも本来猫が狩りを行っていたであろう時間帯に食事をあげるのが猫にとっては理想的と言えるでしょう。
猫にとって一番いい食事の具体的な時間は、朝は6時~8時の間。夕方は18時~20持の間と言われています。
ただ、飼い主さんの生活リズムもあると思います。飼い主さんのしんどくない時間にあげるようにしましょう。 

時間帯だけを気にするよりも規則正しい食事を心がけるならだいたい同じくらいの時間に食事をあげることが大切です。
きっちりと猫の食事時間をまもらなくちゃ!と気にしすぎると飼い主さんがしんどくなってしまうので、なんとなく『だいたい何時くらいにあげよう』と思う程度にとどめ、飼い主さんがストレスをためてしまわないようにしてくださいね。  

 

◆理想的な回数は?

『朝・夜にご飯をあげるのが理想的』と上記で書いてしまっているのでお気づきの方も多いでしょうが、理想的な食事回数は1日に2回なのだそう。
間に一度おやつタイムを挟むとなおよいようです♪
食事感覚があまりに開きすぎると、猫は空腹から早食いになってしまい喉に餌をつまらせてしまったり、吐き戻しが多くなることがあります。
猫の食事の様子を見てあまりにせっついてご飯を食べ、吐き戻しが多くなっていたりむせたりしているようなら、食事間隔を狭くしてあげるかおやつをあげるなどしてみましょう。
『お腹ペコペコ』状態ではなく食事の時間が始まれば、早食いも少しは治まるはずですよ♪

 

◆1日2回以上あげちゃダメなの?

ご飯の回数は1日2回とは言いましたが、3回程度に増やす分には問題はないでしょう。あくまでも2回の食事は『理想的』な回数なので。
また、子猫の場合には1日2回の食事では足りない場合もありますし、シニア猫の場合は3回程度に分けてあげないと1日の食事量を食べきれないこともあります。
猫の年齢や状態に合わせてあげるようにしましょう。

普通の成猫の場合は1日に4回以上小分けに食事をしたり、餌を置きっぱなしにして猫が好きなときに餌を食べられるようにしていると尿結石や膀胱炎にかかりやすくなると言われています。
食事後の尿はアルカリ性になりやすく、尿が結晶化しやすいのだそう。猫の食事回数が増えれば、尿の結晶化のリスクは高くなるので、成猫の場合は1日2~3回+オヤツくらいの回数にしておいた方が無難かもしれませんね。


いかがでしたか?
ご紹介したのはあくまでも『理想的』と言われている回数やタイミングです。飼い主さんの生活リズムによってはこの回数やタイミングで猫に食事をあげることができない場合もあるでしょう。
なるべくご飯を置きっぱなしにせずに食事は分けてあげるようにする。食事となるべく毎日同じ時間に食事をあげるようにする。それだけでも猫の『理想的な食生活』には近づきます。
飼い主さんが無理をせずできる範囲で猫に規則正しい食生活を送らせてあげてくださいね♪

(記事 ハナ)
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