猫は可愛い!大好き!
それはきっとみなさん思っていることではないでしょうか。
私だって猫が好きで大好きで、なんでもしてあげたい!と思っています。
しかし、何事も『過激』すぎると毒になることも。
特に『愛』は以上にかけすぎてしまうと、飼い主さんにも猫にもよくない結果を招く可能性もあります。
猫を大好きなのはいいことですが、『愛しすぎて猫にとってありがた迷惑』な飼い主にはなっていないでしょうか?
猫にとって毒になる飼い主の特徴をまとめてみました。
◆欲しがる食べ物を欲しがるだけあげる
猫がご飯をおねだりしてくる。
飼い主さんの食べてるものを欲しがる。
猫を飼っていれば一度はみたことのある光景ではないでしょうか。
実際に我が家の猫も人間の食べ物を欲しがります。
可愛くあざとく、おねだりをする姿についついほだされて、あげてしまいそうになりますが、人間の食べ物は猫にとって毒になる場合がほとんどです。
人間の食べ物は猫にとって単純に塩分過多や、脂肪分過多ということもありますが、猫は食べると中毒症を引き起こす食べ物がたくさんあります。
人間の食べ物を食べさせ、人間の食べ物に慣れてしまうと必然的に中毒症を引き起こす食べ物を食べてしまう危険性はあがってしまうでしょう。
また、人間の食べ物だけでなくキャットフードのあげすぎも、猫には毒になります。
よくご飯を食べて丸々と太ったデブ猫は見ていてなごむし可愛い…と思うこともありますが、人間の肥満が体によくないように、猫の肥満も猫の体にはよくありません。
猫の肥満は糖尿病などの病気の引き金になり、猫の寿命を縮める結果になってしまうことも…。
猫の肥満を防ぎ、食べ過ぎや人間の食べ物による病気を防くことができるのは飼い主である貴方しかいません。
適正な量をきちんとあげつつ、猫の体によくないものは猫には与えないようにしましょう。
◆嫌がることをしない
たまに『猫が嫌がるから病院には行かないんです』『猫が嫌がるから薬を飲ませないんです』と言う方がいます。
私が一番ビックリしたのは猫が嫌がるから爪を切らない、と笑顔でお話ししてくれた人かもしれません。
『猫が好きだから猫のいやがることはしない』というのは当たり前かもしれません。
しかし、猫はがいやがったとしても猫のためにしなければいけないことはあります。
『猫が病院を嫌がるから』猫を病院に連れていかず、『猫が薬を嫌がるから』猫に薬を飲ませない、のは猫を結果的に苦しめることになるでしょう。
上記の例は極端な例かもしれません。
しかし猫がいやがることでもしなければ『結果的に猫が苦しむ』のであれば、猫のためにするのが飼い主の責任です。
猫がいやがっているのに撫でたり、追いかけたり、猫をいじめるような行為をするのはいけませんが、猫が嫌がっていても結果的に『猫のため』になるのであればしなければいけないのではないでしょうか。
いかがでしたか?
貴方はこんなことしていないでしょうか?
猫を好きでも、猫を甘やかすだけが『愛』ではありません。
むしろ甘やかしてばかりだと、猫に『愛』していることにはなりません。
猫のことを本当に考え、猫にとってなにがいいのをわかった上で行動できてこそ『本当に猫を愛している』といえるのではないでしょうか。
(記事 ハナ)