猫に氷は大丈夫?猛暑日の水の飲ませ方

By ハナ
猫に氷は大丈夫?猛暑日の水の飲ませ方
この読みものに付けられたタグ 知識 健康
今年のは夏は本当に暑いですね。
人間でも暑さでぐったりしているのに、毛皮を着ている猫はもっと暑いのだろうなぁと、我が家の暑さで伸びきった猫をみていると思います。
これだけ暑い日がずっと続くと猫もかわいそう…。
クーラーをずっとつけているとはいえ、涼しさをもう少し感じてもらうために猫に氷をあげる飼い主さんも多いのではないでしょうか?
けど、元々野生の時代に氷を舐めることがなかったであろう猫に氷をあげても大丈夫なの?お腹を壊したりしない?
と少し疑問が…。
氷を猫にあげても大丈夫なのか、暑い日には熱中症や脱水症状にならないように猫の飲み水は冷たい方がいいのかなど夏の水の飲ませ方についてご紹介します。

 

◆氷は食べても大丈夫?


猫に氷をあげるのは基本的には【大丈夫】です。
もちろん、氷の好き嫌いはあるでしょうが、あまりに暑いし少し涼む程度に小さめの氷を2~3個ほどあげても猫の害にはならないでしょう。
しかし人間も冷たいものを飲みすぎたり食べ過ぎるとお腹を壊すように、猫だって冷たいものを飲みすぎるとお腹を冷やし、お腹を壊してしまいます。
1日中クーラーの効いた部屋にいる猫ちゃんはそこまで『涼』を体がもとめてないので余計にお腹を壊す可能性もあるでしょう。
またお腹からの冷えは秋に『疲れ』となって猫の体にでることも…。

1日中氷をあげ続けたり、冷たい飲み水を夏の間ずっとあげ続けると猫の体には害になってしまいます。
なにごとも『ほどほど』が一番です♪
氷はたまにあげる程度にとどめましょう。

また、基本的には猫に氷は大丈夫ですが例外もあります。
体温調節がまだ上手く出来ない子猫やシニア猫は氷を舐めたり、冷たい水をのむことで体を内側から冷やしすぎてしまうことがあります。
子猫やシニア猫には冷たいものはあげないようにした方が無難です。

 

◆水は冷たいものよりも…

猫の熱中症や脱水症状を防ぐには『冷たい水』や『氷』をあげるよりも新鮮な水を適正量飲んでもらうことが一番大切です!
だいたい60ml×猫の体重(kg)が猫の一日に飲む水の適正量だと言われています。
夏なのでそれよりも少し多く飲んでも大丈夫でしょう。
冷たい水ではなく、常温の水をしっかりと飲んでもらってくださいね♪

夏なのにあまり水を飲まない場合は、おやつを少し混ぜてあげたりしてもいいかもしれません。
根本的に今使っている水を飲むウォーターボールが飲みにくくて、水をあまり飲まない猫もいるようです。
髭が器に触れるのを嫌がるねこも多いのだとか…。

猫壱のウォーターボールのように、どんぶり型で広めの器だと髭が器に触れることも少ないので、水を飲みやすくなり、しっかり水を飲んでくれるようになるのではないでしょうか♪


いかがでしたか?
猫も冷たいものをとりすぎるとお腹を壊し、秋に疲れが出る、なんて人間と似ていますね。
水分の冷・温関係なくをきちんと量を摂ることが脱水症をふせぐ方法である点も、人間と同じです。
猫に冷たいものをあげすぎないように、きちんと水分を摂らせつつ飼い主さんも冷たいものを摂りすぎないように、きちんと水分をとるように気を付けましょう!
この読みものに付けられたタグ 知識 健康

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