猫がニャーニャー鳴くのは飼い主に対してだけ。猫同士では、ネコは「鳴き声」で対話はしません。猫のコミュニケーションの取り方はボディランゲージ。鼻をくっつけ合ったり、体を寄せ合って気持ちを伝え合います。
それなのにネコは飼い主に鳴いたり、飼い主がしゃべっていると、じっと目を見つめて来ます。もしかして、ネコはあなたの言葉を理解しているのかも？
今回は、あなたの言葉を猫は理解しているかの診断テストをご紹介しましょう。
☆あなたが喋っているときの猫の態度をチェックしてみて下さい。
①話しかけると、かならず鳴いて返事をする
この場合、このネコはもともとおしゃべりな猫。そしてかなり不満がタラタラなのかも知れません。猫が鳴くときは何かを要求していることが多いのです。「ご飯が少ない」「トイレが汚いから掃除して」などなど…。
飼い主の会話と噛み合ないかもしれませんが、お互いが誤解したままでも、「会話」はかなり成り立つと考えて良いでしょう。
②何も話さないときでも飼い主に向かって勝手に何かを喋りまくる
この場合、ネコは喋る気は満々です。どちらかというと、飼い主の方が「猫の言葉」を理解する努力をしてあげましょう。この場合は元来の猫のまま。しいていえばまだ子猫か、子猫気分が抜けきれていないのかも知れません。
飼い主を母猫だと思っている証拠ですから、頑張って意思の疎通を図れば、今後かなりコミュニケーションが取れる様になるかも知れません。
③何かを話しかけるときちんと耳を傾け、ニャア、と相づちを打ってくれる
この猫の場合は、飼い主はかなり会話が成り立っている、と思うかもしれません。「この子は私の気持ちが分ってくれる♪」と飼い主はメロメロになってしまいますよね。
もちろん猫にはあなたが何を話しているかは分らないでしょう。おそらく猫の方が1枚上手で、こういう態度を取っていれば美味しいおやつが貰えるから、と知っているからかもしれません。
④話しかけても、じっと目を見つめるだけ
この場合は、もしかしたらこのネコは飼い主の会話を理解しているか理解しようとしているのかも。あなたの話に興味を持っているのは確かです。
もっと長く暮らしているうちに、あなたの声の高低や話す仕草を観察して、あなたの言葉を理解してくれるかも知れません。
いかがですか。猫とおしゃべりできるかどうかは猫のタイプを見分けてコミュニケーションの取り方次第かも知れません。人間は「言葉」で会話をしたがりますが、猫の場合は「仕草」で気持ちを伝えます。飼い主も「仕草」から猫の気持ちを理解する努力をすると良いかも知れませんね。
