症状が出る前に見つけたい!猫が具合が悪い時の3つのサイン 

By ハナ 2016/07/13
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猫は病気の時や具合の悪いときに人間に弱っている姿を見せることは少ないと言われています。
実は猫は怪我の痛みや病気のしんどさや痛みを感じるとき、脳からは『エンドルフィン』という物質がでます。
そのエンドルフィンが猫の痛みやしんどいさという、病気の自覚症状を制御して、さもなにもなかったかのように振る舞えるようにしてしまうのだそうです。
心理的に怪我の痛みや病気を飼い主さんに見せまい、としているわけではなく、本能的に体が痛みや不快感をかくしてしまうため、猫の『具合の悪い』は見つけにくいのでしょう。
しかし、巧妙に隠れてしまう猫の体調不良に早めに気がつかなければ、命に関わることも…。
具体的に吐いてしまったり、血尿が出てしまったり…何らかの症状が出る前に、体調不良を見つけてあげたい!という気持ちはどの飼い主さんでも持っている気持ちではないでしょうか。
猫が『ちょっとしんどい』と飼い主さんに無意識に訴えかけているときのサインをご紹介します!

 

◆のどを鳴らす

猫が気持ちのいいときに『ゴロゴロ』とのどを鳴らすことはとっても有名ですよね。♪
しかし、猫がのどを鳴らすのは気持ちいいときだけではありません。
猫は骨折をした時にのどを鳴らし回復を早めている、という話もあるように、しんどいときや怪我をしたときでも猫はのどを鳴らします。
『ゴロゴロ』というのどを鳴らす音自体は気持ちいいときもしんどいときも、基本的には変わりません。
しかし、気持ちいい『ゴロゴロ』は幸せそうな表情でのどを鳴らしているのに対し、しんどいときの『ゴロゴロ』は目の瞳孔が開いていたり、明らかに機嫌が悪かったり、目に見えて『幸せそうな表情』からかけ離れた表情をしています。
落ち着かずそわそわしながら、辛そうな表情でのどを鳴らしているのであれば猫は、どこかに怪我をしていたり、体調が悪い可能性が高いです。 
長時間ずっと猫がのどを鳴らしているようなら、病院につれていきましょう。

 

◆急にスキンシッを嫌がる

猫の性格にもよりますが、いつもは抱っこやスキンシップが大好きなのに、急に飼い主さんに抱っこやさわられることを猫が拒否しはじめたら、どこかいたい箇所があるケースが多いようです。
さわらせたくない場所があるから、スキンシップをいやがっているのでしょう。
我が家で預かっていた猫も、普段はスキンシップが大好きで甘えたな猫なのに急にスキンシップをさせてくれなくなり猫エイズの発症が発覚しました。
逆に普段はスキンシップが嫌いなのに急に甘えてくるようになり、病気が発覚するケースもあります。
普段の猫の性格からみて、あまりに不自然な行動をとる場合、何らかのトラブルが起きている可能性は少なくありませんよ。

 

◆餌を食べる前に躊躇する

明らかに猫が食欲がなかったり、何度も餌を吐いていたら猫の具合が悪いことはすぐにわかるでしょう。
しかし、ご飯を食べなくなったり吐き戻してしまう、といった症状が出る前に猫が『餌』を前にして『不調のサイン』を出していることもあります。
いつもは餌をいれてあげるとすぐに食いつく猫が餌を食べ始めるまでに時間が掛かっていたり、いつもなら必死にご飯を食べるのにご飯の最中に休んでいる、など些細な『食欲減退』を示す仕草をしていることはよくあるのだそう。
ご飯を食べる様子を普段からちゃんと観察し、『普段と違った食べ方』を猫がしていないかチェックすることも大切ですね。


いかがでしたか?
普段との些細な違いが『具合の悪いサイン』になっているようです。
些細な違和感に気がつくためには元気なときの猫の様子をしっかりと覚えておくことが必要です。
些細な違いがわかるようにしておけば、具合の悪いサインも見逃すことは少なくなるはずですよ♪

(記事 ハナ)
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