猫にサマーカットは必要?メリット・デメリットまとめ

By ハナ
猫にサマーカットは必要?メリット・デメリットまとめ
この読みものに付けられたタグ 知識 暮らし
最近日ごとに暑さが増してきましたね。今年はかなり猛暑の可能性が高いのだとか…。
人間でも暑さでバテてしまいそうですが、暑さに強いと言われている猫だって暑いと夏バテを起こしてしまいそうです。
しかも、あんなにふわふわの毛皮を着ているなら余計に暑そう!とも感じてしまいます。
短毛種はそうでもないのかもしれませんが、長毛種は見ているだけでも本当に暑そうです。 毛が長いと可哀想と感じて、猫の毛を短く刈りサマーカットにする飼い主さんも少なくないのではないでしょうか。
けど、本当に猫に『サマーカット』は必要なのか、疑問に思ったことはありませんか?
サマーカットのメリットやデメリット、サマーカットの必要性などをまとめてみました!

 

◆猫は暑さにつよい?

猫は元々砂漠で産まれた動物です。そのため、暑さには比較的に強いと言われています。
しかし、猫が強いのは故郷である砂漠のような『カラカラに乾いた暑さ』に対してだけ。
日本のようなじっとりとした『湿気を含んだ暑さ』にはそこまで強くはありません。
暑さ対策をするのであれは、単純に気温を下げるよりも『除湿対策』をしてあげた方が猫のためになるようです。
飼い主さんのお仕事中などに猫が留守番をしていて、除湿対策も暑さ対策も十分に出来ないのであれば、たくさんの毛をまとった猫に暑さは堪えるかもしれませんね。

 

◆サマーカットのメリットは?

サマーカットをすることで、猫の体感温度は確実に下がります。
各家庭で猫の暑さ対策はされていると思いますが、猫への暑さ対策が十分ではないと感じているなら、サマーカットはとっても有効です。
また、毛が絡まりやすい長毛種はサマーカットにすることで、新しい毛が生えてきて毛が絡みにくくもなります。
長毛種の猫のなかには毛が長いせいか、毛玉をよく吐いてしまう猫もいるようですが、サマーカットにすることで、しばらくの間は毛玉を吐く回数も激減するはずです。
色んな事情で暑さ対策が出来ない家や毛の絡み、毛玉がすごい猫は思いきってサマーカットにしてしまってもいいのではないでしょうか。

 

◆サマーカットのデメリットは?

しかし、サマーカットはいい面ばかりではありません。
元々毛皮には紫外線を避ける効果が備わっています。
そのため、サマーカットにして皮膚がむき出しになってしまうと、皮膚が紫外線にあたる量が増えてしまいます。
色素の薄い白系の猫は特にかもしれませんが、あまりにも紫外線をに当たりすぎると皮膚病を起こしてしまう可能性が高いのだそうです。
家の中に常にいる猫ならそこまで皮膚病になるリスクは高くはありませんが、完全室内飼いではなく、自由に外に出ることのできる猫は皮膚病になってしまうリスクがかなり高くなってしまいます。
怪我をする危険性も増えるので、外に出ていく猫へのサマーカットはやめた方がよいでしょう。
また、神経質な猫は『自分の体がいつもと違う』という状態にストレスを感じてしまうこともあります。
神経質な猫もサマーカットは避けた方が無難でしょう。


サマーカットの必要性は…?
『どうしても』の特別な理由がない限り、サマーカットは避けた方が猫のためになるのかもしれませんね。
猫はだいたい28度前後くらいの室温なら熱中症になることはないと言います。
サマーカットにしてしまう前に、暑さ対策や除湿対策をまずしてあげた方が良さそうです♪
 
(記事 ハナ)
この読みものに付けられたタグ 知識 暮らし

最近の記事

Recent Article
  • 暮らし
  • 健康
  • 知識