猫の気持ちは見た目が9割☆その行動の意味は?一目でわかる猫の気持ち

By bzp00343
猫の気持ちは見た目が9割☆その行動の意味は?一目でわかる猫の気持ち
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毎日猫情報のチェックを欠かさないワタクシ。本日も雨の中神保町のにゃんこ堂さんをリサーチ。雨でもにゃんこ堂さんはいつもお客様がいて、優しいオーナーが「ゆっくり見てって下さい。」と声をかけてくれます。

空前の猫ブームとはいえ出版業界は不況だといいますが、にゃんこ堂さんに行くと必ず目新しい猫本に出会えるのが何よりの楽しみ。

「猫の言い分 お伝えします。」という動物の言葉がわかるというアニマルコミュニケーターのアネラさんの本に興味を惹かれつつ、本日購入した本は、加藤由子さんが書いた『ネコの気持ちは「見た目」で9割わかる!』(大和書房)。2015年の11月に出版された本ですが、まだ読んでいませんでした。

著者の加藤さんは大学で生物学を専攻し、「ヒトと動物の関係学会」の監事をされている作家さんです。とても内容が面白かったのでご紹介しましょう。

 

☆顔に手を乗せて寝るのは眩しいからじゃない


よく「ごめん寝」のように顔を下に向けて寝るネコや、前足で目を覆って寝るネコがいますよね。私はそんな態度を取る猫は、単純に「部屋の光が眩しいから」だと思っていましたが、加藤さんいわく、顔を手で覆って寝るのは「少し寒い」というサインなのだとか。

よく人間もマスクをすると顔が温かくなりますが、このネコの仕草は目を覆っているように見えて、実は鼻を覆っているのだとか。そうやって体から放出されてしまう体熱を逃がさない様にしているそうです。

 

☆よくネコが窓の外を見るのは外に出たいからではない


これは私も知りませんでした。我が家のカイトもよく窓の外を眺めていますが、これは外に出たいと思って見ているのではないそうです。

完全室内飼いのネコが部屋の中から窓の外をじっと見つめているのは、自分の家の縄張りを守っている態度なのだとか。

猫は安心できる環境で、ご飯に困らないなら別に外に出たいとは思わないそうです。窓の外を眺めるのはあくまでも縄張りに侵入者が入ってこないかを見張っているにすぎないそうです。



 

☆ゴロゴロ喉を鳴らしながら噛み付くのは嬉しいから


私も毎朝カイトに足や腕を噛まれますが、その後猫じゃらしを加えて目の前まで持ってくるので、ネコの甘噛みは「遊ぼうよ!」のサインかと思っていました。

しかし加藤さん曰く、ネコを抱っこして喜んでいるように喉をゴロゴロ鳴らしているのにいきなり噛み付いてくる行動は、「愛咬」という嬉しすぎてたまらない時に行う仕草だそうです。

嬉しいですが、かなり痛いので止めて下さい…。


いかがですか。愛猫を毎日よく観察すれば、本当に「猫の気持ちは見た目が9割」かも知れません。この本には他にもあまり書かれていないようなネコの性質について色々と回答しています。

この本1冊で、かなりネコの気持ちが分る様になりそう。オススメですので、是非読んでみて下さい。
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