まさかのNG! 飼い主がやりがちな猫にとって良い事がダメな2つの事例

By bzp00343
まさかのNG! 飼い主がやりがちな猫にとって良い事がダメな2つの事例
この読みものに付けられたタグ 知識 健康
猫ラバーな皆様、今日も元気に猫をモフモフしていますか~♪

飼い主にとって、適度な「猫分補給」はとても大切。猫の体の匂いを嗅ぐ「ネコ吸い」、ネコの体をモフモフする「ネコ揉み」は食事同様、大事なエネルギー補給ですよね(笑)

そんなネコに対する行為、飼い主にとっては「にゃんこLOVE」の愛情表現ですが、果たして猫達はどう思っているのでしょうか?

たまらニャイ♡と喜んでいるならともかく、これはやめて欲しいニャ…。と愛猫が内心思っていたら大変。今回は、飼い主がやりがちなNG行為、猫にとって良い事が実はダメな2つの事例を紹介しましょう。

 

☆老ネコにキャットタワーをプレゼント


最近遊ばなくなったなあ…。ネコも年を取るに連れて、運動する時間が少なくなります。今までは毎朝口にくわえてしつこく催促していたネコじゃらしも、いつのまにか見向きもしなくなった、何だか寝ている時間が多くなって、運動不足が心配だという飼い主さんも多いのではないでしょうか。

そんな老ネコちゃんのために、少しでも運動して欲しい、またはゆっくりお昼寝できるようにとキャットタワーを部屋に設置している人もいるかもしれませんが、老ネコに限りますが、キャットタワーの設置はどちらかといえばNG行為です。

ネコドクター服部幸獣医師によると、現在60%の高齢ネコが関節炎を持っていると考えられているそうです。

今までは飛び降りても平気だったキャットタワーの高さでも、つまずいて骨折したり、爪が引っかかって落ちて怪我をすることもあるのだとか。

足腰を鍛えるのに最適なキャットタワーですが、飼い主が留守がちなお宅の場合は、留守中の老ネコの怪我防止のために、キャットタワーはすこし危険なおもちゃと考えてもよいかもしれませんね。
 

☆うちの猫は触られるのが苦手だから、と抱っこを遠慮する


これは結構やっている飼い主さんは多いのでは?

確かに抱っこをするとすぐにスルリと飼い主の腕の中から逃げ出そうとするにゃんこもいます。あからさまに近づくと逃げるそぶりをするにゃんこを、無理矢理抱っこするのは可哀想…。そんな優しい気持ち、よく分ります。

しかし猫の健康をチェックする観点から考えると、ネコのボディチェックはとても大切。抱っこを習慣にしていると、あれ、なんだか急に痩せたみたい?とか、あら、このしこりは一体?というネコの重大な病気を早期発見するのにとても役に立つのです。

嫌がられても、1日に1回は短い時間で良いのでネコのボディに触る、抱っこすると、ネコの体調の変化に気づきやすくなります。

いつも一緒に暮らしていて、お互い信頼関係にある飼い主なら、ちょっと嫌だとしても、仕方ないニャ、とネコもそれほどストレスには感じないハズ。

むしろそれぐらいのスキンシップなら、ネコも歓迎してくれるかもしれません。(猫は基本ツンデレですからね。)

いかがですか。飼い主がやりがちですが、猫にとってはダメかも、というこの2つの事例。参考になれば嬉しいです。
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