猫飼いの皆様、ちょっとお伺いしますが、あなたの愛猫ちゃんの猫パンチ、もしかしてとっても優しいパンチではありませんか？
「猫パンチ」というと、爪をむき出しにして攻撃するようなイメージがあるかもしれません。
YouTubeにあげられる画像は、特に猫が「高速猫パンチ」を繰り出しているものが人気があるようです。
しかし私が体験する限り、猫の猫パンチ、痛くない場合が多いのです。爪もむき出しでパンチするのはまれ。むしろ肉球があたって気持ち良い♡
もしかして猫の猫パンチは愛情の証し？猫が猫パンチをするときの気持ちをご紹介しましょう。
☆こっちを向いてニャ！（甘え、依頼の気持ち）
私が毎朝やられる猫パンチは「もう朝だよ。早く起きて僕のご飯を作って」という猫パンチ。爪は出さず、頭をやさしく押す感じです。（これで起きれば問題ありませんが、無視して寝ていると、段々爪が伸びて猫パンチに力がこもります。）
後はパソコンでずっと仕事をしていると、側に来てそっと私の顔を猫パンチしてきます。こっちを向いてニャ！という甘えの気持ちが込められているようです。
☆これは何だにゃ？（好奇心、遊び、疑問な気持ち）
猫が猫パンチを一番繰り出すとき。それは猫じゃらしで遊ぶ時でしょう。ジャンプとパンチを繰り出しながら猫じゃらしを追いかけますよね。
また、見慣れない物を見つけた場合も猫パンチを繰り出します。鏡に映った自分を見て猫パンチしたり、自分のテリトリーに見かけない物を見つけた場合もビクビクしながら高速猫パンチをするときがあります。
好奇心や素朴な疑問などがあるとき、猫は猫パンチをするような気がします。
☆本気の喧嘩の時（怒り、恐怖、怯える気持ち）
あまり見かけませんが、猫同士で本気で喧嘩をする場合、猫は爪をむき出しにして猫パンチをしてきます。
動物病院へ連れて行くとき、無理矢理猫を抱っこしようとしたとき、具合が悪い猫（怪我をしている猫）に触ろうとするときにも猫パンチされることがあります。怒りや恐怖と闘っているときは猫は本気の猫パンチを繰り出すようです。
いかがですか。猫パンチには「猫の気持ち」が込められているようです。言葉が通じないニンゲンとネコですが、相手の仕草から気持ちが分ることって、結構ありますよね。
ネコが猫パンチをするとき、それは喧嘩する場合だけではありません。特に飼い主には「親愛の猫パンチ」をしているはず。（そう信じたいだけかも知れませんが）
「猫パンチは愛情の証し」そう思うと多少の痛みは笑って許してしまうのは、私だけでしょうか？