幸運を呼ぶかぎしっぽ?しっぽが曲がっている2つの○○

しっぽの先が曲がっている『かぎしっぽ』。
昔からかぎしっぽの猫は幸運を運んでくると言われています。
しかし、尻尾が折れてしまっていては『痛そう!』と思いませんか?
実は私はかぎしっぽの猫ちゃんを見て、もしかして虐待?!と思ったこともあります。
幸せになれるという『かぎしっぽ』の猫のしっぽは痛くはないのでしょうか?
なぜ尻尾が曲がってしまっているのでしょうか?
原因をご紹介します!
◆かぎしっぽの原因①
実はかぎしっぽは『真っ直ぐだった尻尾が折れて曲がった』訳ではなく、生まれたときからしっぽが曲がっている子猫もいるのです。
かぎしっぽの子猫はかぎしっぽ、というケースもありますが、長いしっぽの猫と短いしっぽの猫を親にもつ子猫のしっぽは、曲がっていることが多いのだとか。
かぎしっぽが一番生まれやすい遺伝子のかけあわせなんだそうです。
ただ、かぎしっぽの猫は偶然生まれるものなので、短いしっぽ×長いしっぽにしても、かぎしっぽが生まれないことも多々あります。
生物の不思議ですね♪
◆かぎしっぽの原因②
生まれたときは真っ直ぐのしっぽだったのに、尻尾が曲がってしまうこともあります。
生まれたばかりの子猫はまだ骨がふにゃふにゃです。
もちろん、しっぽの骨も柔らかく、変形しすいといわれています。
そのため、母猫がわざとではなく踏んでしまっていたり、兄弟猫とおっぱいをかけて争っているときに変な蹴りかたをされてしまったり、寝ているときに寝返りを打ったり、子猫の頃はとても些細なことで簡単に尻尾が変形してしまうのです。
子猫が成長していけば、骨もしっかり固まっていきます。
骨の固まる頃に、尻尾が変形したままだと形が戻らなくなってしまい、『後天的なかぎしっぽ』になってしまうそうです。
ちなみに、獣医さんに聞いたところ、子猫の頃に小さな力で変形してしまった尻尾は痛くはないのだそう。
それだけですこし安心できますよね♪
後天的な変形の場合は尻尾は元々がまっすぐだっため遺伝子的にも『長いまっすぐのしっぽ』の遺伝子しかありません。
そのため、遺伝的なかぎしっぽの子猫が生まれることはないので、注意しましょう。
いかがでしたか?
幸せを呼ぶかぎしっぽ。
先天性でも後天性でも、どちらにしてもしっぽが痛むわけではないのなら、少し安心です♪
私はあまり『かぎしっぽ』の猫に会ったことがありません。偶然に生まれるか、偶然の事故でしっぽが変形してしまうのか、どちらも偶然で生まれ、かぎしっぽになる確率は低いので、かぎしっぽ率が低くく、あまりお目にかかれないのかもしれませんね。
幸せを呼んでくれるなら、ぜひかぎしっぽさんに会ってみたいものです♥