「猫の咳」そのケホケホ、は病気?それとも…猫が咳をした場合の対処法

By bzp00343
「猫の咳」そのケホケホ、は病気?それとも…猫が咳をした場合の対処法
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猫が突然うずくまって苦しそうに「ケホケホッ」と咳をしたら、とても心配になりますよね。
 
猫が咳をする、なんてあまり見ない現象です。愛猫が咳をしたら、飼い主さんなにか大変な病気なのでは?と慌ててしまいますよね。しかし猫の「咳」は病気だけで起こる現象ではありません。

猫が咳をする場合、鼻などの気管や喉、肺などに侵入した異物を取り除こうとして起こる「呼吸器系の生理現象」の場合もあります。

また、遊んで興奮しすぎた場合、むせるような感じで咳が出ることがあります。人間も興奮すると呼吸が荒くなって咳き込んだりしますよね。あれと同じ現象です。

そして風邪を引いたり、病気になったときのも猫はケホケホっという感じで咳をします。

しかしいずれも素人には見分けがつきにくいかも知れません。
 
今回は、あなたの愛猫の咳が病気の咳なのか、自然現象の咳なのか、見極めるポイントをご紹介しましょう。

 

■病気でない咳や、猫によくある「逆くしゃみ」

まず猫の様子をじっくりと観察して下さい。口の中や鼻の中に異物がある場合は、顔を前足で擦るような仕草をしながらコホコホと咳をすることがあります。

その場合は異物が取れればけろっとして遊びますから、問題はないでしょう。

ちょっと飼い主さんが心配のなる猫の咳は「息を吸うときに音が出る」「発作の後に何かを飲み込むしぐさを見せる」といった特徴があるとき。しかしそれは鼻の奥に違和感を感じて起こしている「逆くしゃみ」の可能性が高いです。
 
この「逆くしゃみ」とは、大きな音を出しながら繰り返し息を吸い込む動作のことで、正式には「咽頭絞扼反射」もしくは「発作性呼吸」と呼ばれています。
 
猫が息を吸い込むとき、肋骨が膨らむと同時に鼻の奥から「グーグー」という音を出すのが、通常の咳との最大の違いです。
 
 
この場合の猫の咳は病気ではないので、しばらくすると自然に収まりますから引き続き様子をみて下さい。
 


■病気の咳の場合の特徴

 

猫の咳は、自然現象の場合は数秒から数分で収まります。しかし咳がなかなか止まらない場合や、日常的に1日に何回も咳をしているような場合、もしくは咳をする時に「ゼーゼー」という苦しそうな音が混じっているような場合は、何らかのウィルス性感染症や心臓の病気、もしくは肺の病気が考えられます。

猫風邪、と言われる「上部気道感染症」という病気は、人間の風邪によく似た症状が出る病気です。この病気に感染すると鼻水やくしゃみ、コホコホという咳や目ヤニ、そして発熱などの症状が現れます。

この猫風邪はウイルスや細菌が原因で起こります。カリシウイルス、クラミジアなどには感染しないように気をつけましょう。「トキソプラズマ」という寄生虫が感染しておこるトキソプラズマ症も、、嘔吐や発熱、ゼーゼーという咳を伴うことがあります。


猫の咳に伴って発熱や鼻水などをある場合は早急に動物病院を受診しましょう。また猫の「逆くしゃみ」はほとんどの場合、自然に収まりますので特別な治療は必要ありませんが、逆くしゃみの発作が30分以上といった長時間続く場合は要注意。

週に何回も見られる場合は、副鼻腔炎、鼻の中やのどの腫瘍といった可能性も考えられます。その場合は念のため動物病院に相談しましょう。
 


■猫の咳、病気かどうか迷ったら


猫の咳が出る場合、病気か自然現象なのか判断に迷うことがあります。ただの咳だし…と考えていると重篤な病気を引き起こす可能性もあります。
 
特に怖い病気で猫の咳が出るのは心筋症です。これは血流が悪くなることが原因で起こる病気で、血栓ができてしまうと血管に詰まってしまい、命にかかわることもあります。それ以外の病気で頻繁に咳をする場合は猫の喘息かも知れません。 

 
いかがですか。咳が出る病気はとても重い病気の場合が考えられますよね。
 
猫はよく吐く動物です。吐く時にケホケホッと咳をする場合があります。吐いた後、しばらくぜーぜーと苦しそうにすることもあります。
 
猫の咳が病気なのか、自然現象なのか、判断に迷ったときは、一度病院を受診した方が安心かもしれません。

猫は病気を隠す動物です。咳をした後、普段と全く同じように過ごすこともありますが、よく観察していると元気がなかったり、食欲がいつもより低下している、元気がない、寝ている時間が多くなった、などなんらかの症状が現れているでしょう。

猫の咳、判断がなかなか難しいかも知れません。病気かどうか迷ったら、まずは動物病院へ電話して相談してみてくださいね。

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