『化け猫は油をなめる』は本当だった?!猫が油をなめる本当の理由

こんにちは!
昔から、猫は年を取ると化けると言われています。
行灯の油をなめるのは化け猫になった証拠だ、何て言われていたようです。
実際に化け猫になるのかはわかりませんが、昔から猫は油を舐めるものだったのでしょう。
そんな猫は今でも油をなめるのが好きな子が多いですよね?
うちも油が大好きで、正直少し困るくらいなんです。
なぜ猫は油がすきなのか、それには理由があったんです!
今日は猫が油をなめる理由をご紹介します♪
★猫が油をなめるのは?
猫は完全肉食動物です。野菜を食べることのない動物です。
しかし、生きていくためにはビタミンは必要不可欠です。
猫が野生にいた頃は、捕まえた獲物の肝臓を食べて、肝臓に溜まった油からビタミンを接種していました。
今では、キャットフードに必要な栄養素がふくまれているためら飼い猫は『ビタミンが足りない』と言う状況にはなりにくいでしょう。
しかし、昔からの習性で『油』は『栄養素』だと思っているので、油からビタミンAとビタミンDを摂ろうとして、油を舐めるんだそうです。
油をなめてしまうのは、本能ゆえということなります。本能的な行動ですが、キャットフードを食べる猫は、ビタミンなど栄養はキャットフードから摂取できるので、わざわざ油をあげるなどの配慮必要ありません。
ちなみに、最近では野菜を食べる猫もいますが、猫は『完全肉食動物』です。
野菜から栄養を摂ることは基本的には難しいと言われています。
味の好みで食べているのでしょうが、野菜は食べ過ぎると毒になることがあるので、注意しましょう!
★なぜ『油をなめる猫』が化け猫の証拠なの?
昔はキャットフードなんて食べている猫はあまりいませんでした。
味噌汁かけご飯を『ねこまんま』というように、人間の食べ残しを食べて猫は生活をしていました。
しかし、何度も言いますが猫は完全肉食動物です。
『ねこまんま』では生きていけません。
たまに魚や小鳥などは口にしていたのでしょうが、ビタミンは全く足りていなかったでしょう。
電気が通る以前は家の中の明かりは行灯を使っていました。
行灯は、油に火を灯し辺りを照らすものです。
その油に、猫に必要な『脂肪分』やビタミンが含まれていたため油をなめるようになりました。
油をなめるには行灯に近づかなければなりません。
行灯に近づけば影ができ、行灯に近づけば近づくほど、影は大きくなります。
そんな大きく移る影と、油をなめるために立ち上がっていた姿がまるで化け猫のようだったことから『油をなめると化け猫』だと言われるようになったそうです。
本当に『化け猫に変身する』訳ではないようですね♪
いかがでしたか?
現在はキャットフードで補えるので必要はないですが、昔の猫は油が必要不可欠だったのですね。
今はいらないようなので、猫が油をなめてしまわないように注意しなければなりません。
ちなみに、海外の猫達は油をなめることはないそうです。
粗食で動物性タンパク質をあまりとることがなかった日本だったからこそ、猫は独自で油をなめるように進化?したのかもしれませんね。
(記事 ハナ)