「猫だまし」はやっちゃ駄目?本当の猫だましのやりかたはコチラ(笑)

「横綱ともあろう者が…。」と批判されている横綱白鵬。「猫だまし」という技を使った事で注目を集めていますが、しかし実力があるのは事実。もの凄い練習をしたのでしょう。
「勝つとかどうかより、そういう名前の技があるなら、本当に効くのか、効かないのか試したかった」という発言は、やや真面目さが足らないと怒られるかもしれませんが、真剣に相撲に取り組んでいるからこそ、こんな発言が出るのではないでしょうか。なんだか表情が嬉しそうですよね。
立ち合い直後に相手の顔の前で両手をパチンとたたく「猫だまし」という技、いったいどうしてこんな名前がついたのでしょうか。
☆猫だましの由来
この「猫だまし」は、Wikipediaで検索すると、相撲の戦法の一種としか説明されていません。一説によれば、ネコじゃらしでネコを遊んだ時の姿から連想された名前だと言われています。
猫じゃらしをネコの目の前に持っていくと、ネコは獲物と間違えて二本足で中腰になって前足をばたばたさせます。本物の獲物とだまされて、中腰のまま立ちすくむその姿から、「猫だまし」という言葉が生まれたそうです。確かに、いきなり目の前でパチン!とやられたら、立ちすくんでしまいますよね…。
☆本物の猫だましはこれだ!
横綱がやると怒られてしまう猫だまし、飼い主が愛猫にやったらどうなるのでしょうか。しかし本物の猫だましは意外なモノを使っています。まずはコチラの画像をごらん下さい。
いかがですか。なんと本物の猫だましに使われているのは「キュウリ」。なぜか分りませんが、この方法、沢山の猫がびっくりして騙される様です。
早速我が家でも試してみましたが、ウチのカイトは気づかずにスルー。残念、また挑戦してみよう…。
☆猫の目の見え方の違い
猫の視力はヒトの10分の1程度だと言われています。猫の世界はぼんやりとしか見えませんが、その分動くモノを敏感にキャッチできるのだそうです。部屋の壁の下の方に、等身大の猫のシルエットのシールを貼っておくと、本物の猫と勘違いしてじっとみつめる猫もいるとか。視力はかなり悪いようです。
恐らく私の推測ですが、猫がキュウリに驚くのは、猫のしっぽが落ちてる!と勘違いするからでは?
猫は赤や緑の色が見えないそうですから、キュウリはグレーのしっぽに見えるのかも。それならあんなにびっくりするのも頷けますよね。
それとも蛇かしら…。いずれにしても、かなりびっくりするようです。愛猫に試す時は、大好きなおやつを用意して、後でよく謝って上げて下さいね。
(記事bzp00343)