【猫と病気】猫とキスは危険?あなたはこの衝撃の事実に耐えられるか

世の中には知りたくないことが沢山あります。いや、知らない方が幸せだと言っていいかも知れません。
それでも知りたいですか?この記事を読みますか?え?、と言いながら書いてしまうワタクシ。だってこの衝撃を誰かと共有したいのです。ごめんなさい!
☆猫はパスツレラ菌の保有率、100%!
動物が人間へ病気を感染させることを「ズーノーシス」と言います。これは結構多いのです。鳥インフルエンザや狂犬病などが有名ですね。猫の場合はトキソプラズマ症、猫ひっかき病などがあります。そして今回ご紹介する、このパスツレラ症も猫から移る病気の筆頭なのです。驚くなかれ、このパスツレラ菌、なんと猫の100%が保菌しています。
きゃーイヤー!と猫をぺちぺちしないで下さい。大丈夫、落ち着いて下さいね。パスツレラ症自体は抗生物質で治ります。飼い主さんは必要以上に感染を恐れる必要はありません。そしてこのパスツレラ症は、猫にはほぼ100%、発症しません。
☆パスツレラ症の症状とは
この病気は、倦怠感、疲れやすい、眠い、皮膚が痒い、鼻水が出る、といった比較的軽い、ちょっと風邪気味かな?というような症状が出る場合がありますが、大体は自覚出来ないほど症状が出ないのが特徴です。しかし引っ掻かれたり、猫にキスをすると感染する可能性はあります。症状がでないならいいや?そうです。大丈夫そのとおり。しかし例外があるのです。
☆重篤な持病のある方は気をつけよう
このパスツレラ症は健康な人にはほぼ無害といってもおかしくないのですが、重篤な持病をお持ちの方、極端に免疫力の低い方は注意が必要です。現在の所、「糖尿病だった人が感染して死亡」「肝障害持ちだった人が感染して病状が悪化」という事例が報告されています。
しかしそれはあくまでも猫が保有していたパスツレラ症が引き金になっただけで、この菌自体は抗生物質で完治が可能です。あくまでも、重い病気をお持ちの方は、感染しないように、引っ掻かれたり、猫とキスするのをやめましょう。この2つに注意すれば、猫との暮らしにはなんの問題もありません。
いかがですか。この衝撃の事実に、あなたは耐えられたでしょうか。猫とキスが駄目、といってもブッチューというディープなキスをしなければ大丈夫。今までさんざんやってきた私が言うのですから間違いありません。ワタクシ毎年の健康診断で引っかかるのは体重ぐらい。いたって健康です。
ちなみにトキソプラズマ症、猫ひっかき病も健康な人なら感染してもほぼ無自覚、軽い風邪気味程度にしかなりません。猫から移される病気より、喫煙、飲酒、食べ過ぎ飲み過ぎ、仕事のストレスのほうがよっぽど危険です。
猫が危険、と考えるより、その生活習慣のほうがよほど危険かも?これから寒くなると体調を崩しがちになります。無理しないで早めに休む様にして下さいね。
(記事bzp00343)