シャム猫が飼いたい!と思ったら、知っておきたい3つのこと

青い目の貴公子、という言葉がぴったりのシャム猫。ペットショップ等で、あの青い瞳で見つめられたら、ふらふらとお財布を取り出してしまうかもしれません。
私は猫はオールジャンル可愛い派ですが、やはりシャム猫を見たときは興奮します。すらりとした優美な肢体に長い手足、手足のポインテッドが素敵!高貴な猫、というオーラがふんだんに漂っていますよね♪
歴史も古く、昔からタイ王国の貴族達に愛されていたシャム猫。日本以外ではサイアミーズと言う名前で呼ばれるそうです。
何だか異国の王子様みたいな名前ですねえ。
今回は、そんなシャム猫を飼う前に、知っておきたいシャム猫のポイントをご紹介しましょう。
☆シャム猫は鳴き声が大きい
シャム猫は割と細身でしなやかな身のこなしが特徴です。見た目からは想像がつきませんが、実は猫の種類の中でもとても“鳴き声が大きい”ことで有名です。
全てのシャム猫がそうとは言いきれませんが、ネットサイトを見ても、多くの人が「シャム猫は鳴き声が大きいのでマンションやアパートには不向き」とコメントしています。
私も友人宅でシャム猫と遊んだことがありますが、何と言うか低音のハスキーボイスで、ニャ?ではなく“ぬぉ?”みたいな鳴き声にびっくりした覚えがあります。
見た目は貴婦人のように美しいのに声がこれって、失礼ですが、「オカマバー」で働く男性のようだ…。と感心してしまいました。
もともとは貴族の大きな館で飼われていた猫ですから、やはりそれなりに庭があって高い塀があるような豪邸が似合うのかもしれませんね。
☆シャム猫はとても活動的
大体において、短毛種の猫は活発な性格の猫が多い様です。もふもふした長い毛並みのペルシャ猫などは、おっとりした性格の子をよく見かけますが、シャム猫はスレンダーな体型ながら触ると案外筋肉質。おぉ、これはライ○ップの体型?と羨ましいような体つきです。
そしてやはり活動的。高い所が好きで、動作も敏捷です。室内飼いをするにしても、天井が高い一軒家の方が飼いやすいかもしれません。(つくづく贅沢が似合う猫ですね)
☆シャム猫は子供が嫌い
これもよく聞くコメントです。シャム猫は好奇心が強く、あまり警戒心を抱かずに人に慣れる反面、とてもワガママで飼い主を独占しようとする気持ちが強いとか。
赤ちゃんを抱っこしている飼い主に頭突きをして「僕をかまって!」とワガママを言ってくることもあるそうです。
まあ、これはシャム猫に限らず、どんな猫種でもこんな性格の猫はいますから一概には言えませんが、シャム猫は多頭飼いするよりは1?2匹で、大家族よりも静かな大人だけの世帯の方が安心して暮らすと言われています。
いかがですか。なんとなく、見た目そのまんまのワガママで気位の高い猫がシャム猫のようです。
飼いにくい猫、という人もいれば、もうシャム猫以外は飼いたくない、と飼い主も両極端に意見が分かれるようですよ。
現在はスコティッシュフォールドのようなもちもちした猫が人気のようですが、人気ランキングでは、常にトップクラスに入るのがシャム猫です。
愛情をたっぷり注げばシャム猫程可愛い猫はいない、という人もいます。一度飼ってみたい、シャム猫にはそう思わせる魅力がありますよね。
(記事 bzp00343)