夏に多い猫の事故。帰宅したら、猫の様子がおかしい!猫の緊急SOS対策とは

By bzp00343
夏に多い猫の事故。帰宅したら、猫の様子がおかしい!猫の緊急SOS対策とは
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完全室内飼いの猫でも、油断はできません。交通事故には逢わなくても、室内にも危険がいっぱいあります。

飼い主さんがいる時ならまだ安心できますが、帰宅したら、部屋の中で猫がぐったりしていたら、あなたはどうしますか?

猫の事故で多いのは、

・おもちゃなど、異物の誤飲

・キャットタワーなどから落下して怪我

・仲間同士で喧嘩して傷を負う

ということでしょう。どれも緊急性の高い事故です。発見した時の、飼い主さんの早急な対応が猫の命を救うかもしれません。

今回は、この3つの事例について、最適な対策方法を考えてみました。

 

■猫が異物を飲み込んだ?と思ったら


帰宅した猫が嘔吐している。吐き出したくても吐き出せない。また、じっと動かずにご飯も食べない。

そんな時、考えられるのが、この「おもちゃなど、異物の誤飲」をした可能性です。小さな紙でできたおもちゃなどでしたら、猫の排便で出てくる可能性がありますが、プラスチックや固形のものを飲み込んだ場合は大変です。

そして気をつけたいのは、飼い主さんが机にだしっぱなしにしたサプリメントを猫が飲み込んでしまった時。

人間のサプリメントは猫の体内で消化されず、重篤な症状を引き起こす恐れもあります。バファリンなど、鎮痛薬は1粒でも食べると死に至る場合もあるとか。少しでもおかしい、と感じたら、すぐに動物病院を受診してください。

 

■落下、喧嘩などで怪我をしている場合


猫は怪我をすると興奮して部屋中を走り回ることがあります。痛みにじっとうずくまる場合は捕まえやすいのですが、暴れている時は、捕まえるだけでも大変ですよね。

猫が怪我をした場合、出血が止まらないようなら止血する必要があります。怪我をしているやや上の部分を、包帯などでぎゅっと縛り、すぐに病院に連れて行きましょう。

そのまま血が止めればいいや、と放置するのは大変危険です。結び方がきついと、血流が止まり、その部分に後遺症が残ることも。

猫の怪我に素人判断は禁物。出血していなくても、猫がうずくまっている、びっこを引いている、前足を招き猫のようにずっとあげている、などの症状が続いている場合は、体内で怪我や出血しているかもしれません。

猫は痛みに強い、とよく言われています。道路で交通事故に遭ったのに、そのまま走って逃げて、隠れ家に隠れることができるなんて、おそらく人間ではとても考えられませんよね。

しかしだからこそ、猫の怪我は危険なのです。飼い主さんは猫の様子をよく観察してみてください。


いかがですか。帰宅後に猫の様子がおかしかったら。今ではペットの病院も24時間、緊急で受診してくれる病院も増えています。

万が一に備えて、自分の家から一番近い緊急病院を探しておくことも、大事な対策の1つと言えるでしょう。
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