猫の『いびき』には要注意?!少し気になる『いびき』の種類

By ハナ
猫の『いびき』には要注意?!少し気になる『いびき』の種類
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我が家の猫は熟睡中は『スピースピー』と高いイビキをかきます。
多分いびきというよりは寝息のようなものなのでしょう。
すぴーすぴーとゆっくりとでる『いびき』が聞こえると猫が『安心して寝てくれてるんだなぁ』とほっとして嬉しい気持ちになってしまいます。

猫のいびきをかいている姿についつい笑ってしまったり、よく寝てるなぁ…なんて微笑ましい気持ちになったりしてしまいそうですかが、実はすべての『いびき』が笑って見過ごせるものではないんです。

猫のいびきは何らかの病気のサインの場合も…。
どんな猫のいびきなら飼い主として注意しなければいけないのか、逆に安心な『いびき』があるのかどうか、気になる猫のいびきについてご紹介します。

 

◆高い音のいびき

前述したようなわが家の猫もかく『スピースピー』という高い音のいびき。
この高い寝息のような『いびき』は、基本的に心配がない猫のいびきだと言われています。
猫が熟睡し、気を抜いている証拠とも言えるでしょう。
貴方を信頼している証しともいえるかもしれません。

猫が『スピースピー』と高い音のいびきをかいていたら、起こさないようにそっとしておいてあげてくださいね。

 

◆人間のような大きな太いいびき


猫が鼻から抜けるような『スピー』といういびきとは違い、『ガーゴー』という太く大きないびきをかいていることがあります。
人間のいびきにも似た『猫のいびき』は少し注意が必要です。
人間も太っている人は喉が圧迫されいびきをかきやすいと言われていますが、猫も同じです。
肥満の猫の方が呼吸が圧迫され睡眠時にどうしてもいびきをかきやすいのだそう。
呼吸が圧迫されるため猫も人間と似たような太いいびきをかいてしまうようです。

猫の肥満は万病のもと。
病気になるリスクが増えてしまいます。
猫が太いいびきをかいていて肥満気味だな、と飼い主さんも感じるのであれば、餌のコントロールや運動などで猫のダイエットを試みましょう。
ダイエットの方法がわからない場合はかかりつけの獣医さんに相談してみてくださいね。
きっとなにかしらのアドバイスがもらえるはずですよ♪

 

◆鼻が詰まったようないびき

春に限り、我が家の弟はいびきをかきます。
酷い花粉症で鼻がつまるからか、普段はいびきなんて書くことはないのに『グーグー…ズビッ』と鼻を詰まらせながらいびきをかくのです。
鼻風邪をひいたときや、花粉が飛ぶ時期に鼻がつまっていて上手に息が出来ずちょっと息苦しいイビキをかいてしまう人は少なくないのではないでしょうか。

猫も鼻が詰まっていると人間と同じように息苦しさからいびきをかきやすくなります。
いつもいびきをかかない猫なのに急に息がつまったようないびきをかきだしたり、鼻水が出ているのであれば、猫が風邪をひいていびきをかいている可能性もあります。
猫も花粉症やアレルギーがあるので何かに反応して鼻炎を起こしているのかもしれません。
猫の鼻水が出ている、鼻がつまっているようであれば動物病院へ連れていくようにしましょう。
猫のいびきも鼻づまりが治まるのと同じく治まるのであれば心配な『いびき』ではないので安心してくださいね。

 

◆いびきに雑音が混ざる

猫がいびきをかいていて急に呼吸が一瞬止まったり、書き言葉では表しにくいのですが、いびきのなかに『雑音』が混ざるようであれば、心配な『猫のいびき』の可能性が高いと言われています。
なにか深刻な病気が隠れている場合もあるのでなるべく早めに病院へ行くことをおすすめします。

あまりに苦しそうにいびきをかいていたり、雑音がいびきに混じる場合、心筋梗塞や気管虚脱という病気の可能性もあるようです。
人間でも脳出血や脳血栓など、脳に何らかの以上が出た場合おかしな『いびき』をかく事例が報告されています。
猫も同じように少し変わったいびきをかくようになり、脳出血が見つかるということもあるようです。

心筋梗塞も気管虚脱も脳出血も放っておくて死に至る可能性もあります。
寝ているときだけでなく、起きているときも息苦しそうにしているのであれば何かしら危険な病気を患っているのかもしれません。
早めに受診するように心がけてください。

いかがでしたか?
たかがいびき、されどいびき。
猫のいびきでわかることもあるようなので、猫がいびきをかいているのであれば普段の様子もよく見ながら『いびき』をよく聞いてみてください。
病気の早期発見に繋がるかもしれませんよ。
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