猫だって〇ッ〇が欲しい!

By キャットシッターはるた
猫だって〇ッ〇が欲しい!
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猫と暮らしていると、家の中は明るい。小さいけれど今を生きる命のパワーが家中を包み込むからだ。

シッター先のお客様の中には、独身女性も多く、仕事で疲れて帰って来ても、この小さな友達が大きな救いになる。

彼氏と別れ涙する時も、何も言わずそっと傍に寄り添い、癒し元気づけ、明るく仕事場へと送り出してくれる。

猫と彼女、二人は切っても切れない強い絆で結ばれているのでした・・・なんて話、ちょっと虫が良すぎはしないだろうか・・・彼女に。

とっとと元気になり、さっさと出かけていった彼女はいいが、ポツンと残された猫はどうなるのだ!?猫だって優しく慰めてくれるペットが欲しい!

「ナナの友達はこの子です・・・」

シッター先の打ち合わせで、ご主人が紹介してくれたのは、なんとスヌーピーのぬいぐるみ。結構大きなぬいぐるみだ。

今でこそナナちゃんと互角の大きさだが、仔猫の時には倍以上の大きさだったはず。

「お母さんが恋しいと思って、お母さんと同じ大きさにしたんです・・・」とご主人。

ナナちゃんは、スヌーピーをお母さん代わり添い寝し、友達代わりに優しく舐めて、時には必殺猫キックで、エネルギーを発散。

ヨレヨレ、テカテカに汚れ、キックでボロボロになったスヌーピー。どれほどナナちゃんに「愛されて」いるかが分かる。

シッター初日、ナナちゃんは元気に玄関先までお出迎え。

ナナちゃんに誘われてリビングに行くと・・・『ギャーァァァ!』床には毛が散乱、血だらけで横たわる白い犬・・・

いや、糸くずだらけで首がもげかけたスヌーピーがそこに!

どうやらスヌーピーと白熱のプロレスごっこをしたようだ。

散らばった綿をぬいぐるみの中に戻したが、翌日にはまたもや無残なスヌーピーが。

「ナナちゃん、随分過激な友情ですね」程なく、ナナちゃんには本物のお友達がやってきた。

元気な茶トラのクーちゃんは、スヌーピーより百倍楽しいらしい。スヌーピーは役目を終え、今はおもちゃ箱の片隅で静かに余生を送っている。



大人になってもずっと「ペット」を大事にしている猫もいる。

ちゃみちゃんのお友達のぬいぐるみ、ある時は寝床に一緒に横たわり、ある時はフードの横に座っている。

まさしく「寝食」を共にしている。ご主人がこのぬいぐるみは、ちゃみちゃんの獲物なのかと、食べる真似をしたら怒られたそうだ。

彼女にとって大切な存在なのだ。猫だって悩み、淋しがり、ストレスだって溜めるのだ。

あなたが猫に癒されるように、猫も大事なペットに癒されるのだ。

でも・・・もしかしたら猫にとって最大のペットは・・・実は、「あなた」かもしれない。

だから、ちゃんと猫の気持ちに寄り添うことも大切なのだ。

時には「今日は一日どんなことしてた?」と猫の声に耳を傾けてあげよう。



ミーちゃんとお友達
かなり年季の入った関係がお友達の風貌から伝わってくる



アーゴン君とお友達
双子の猫人形は、舐め跡と歯型でボロボロ



ちゃみちゃんとお友達
顔の辺りにちゃみちゃんの愛情を感じる



かなりグルーミングされたコアラは、龍馬君の大事なお友達

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